2015年10月18日日曜日

視覚障害情報交換会

11月7日(土)に荻窪で視覚障害者のための情報交換会を行います。お手伝いを熱望しています。お願いします。
当たり前の話ですが、人生の途中で視覚を失うことの絶望感は表現できないもの。しかし、人生は続きます。現実に向き合って再び歩き続けなければなりません。
今回、杉並区在住の約60名の視覚障害者に媒体は、墨字、点字、デイジー(音)でこの交換会のお知らせを送りました。
人手が足りません。当日のお手伝いをお願いできませんか?
よろしくお願いします。
概要を以下に記します。

第1回 視覚障害者情報交換会のご案内

 私達が地域生活をより便利で快適なものにする上で、情報はとても大切なものだと思います。視覚に障害をお持ちの方々にとって必要な情報とは何かを考え、発信していくことで地域生活の幅を広げるお手伝いが出来ればと、視覚に障害を持つ方を対象にした情報交換会を開催することになりました。そのご案内です。
 テーマは「地域生活の幅を広げる」です。

日時  平成27117日(土) 13時開始 1730分終了
場所  あんさんぶる荻窪 受付5階第二会議室
内容  情報交換会(5階第二会議室)  
     1300分~1345分  講師 大橋由昌(視覚障害当事者)
     1350分~1435分  講師 川島昭恵(視覚障害当事者)
        15分  休憩
     1450分~1535分  講師 聖明福祉協会(盲老人ホーム)
     1540分~1615分  講師 東恵子(あずま眼科院長)
                      *内容はロービジョンについてです。
        10分  休憩
     1625分~1700分  スラッシュ・アイプラザ・支援センターの紹介
                     
    日常生活用具の展示・九重雑賀のお酢と梅ジュースの試飲(1階第一会議室)
     1330分~1700
     小型点字器・点字キーホルダー・点字器ストラップ・白状・卓球ラケット
     ピンポン玉・ルービックキューブ・立体囲碁アイゴ・トランプ・ウノ
     どうぶつ将棋・触読式腕時計・音声腕時計・ポケットトーク・トークライナー
     音声時計キーホルダー型・触読用ものさし・音声電卓・計量ポットさじかげん
     計量カップ・置いて使える計量スプーン・プッシュ式万能調味料入れ
     トーキングタイマー・点字付きタイマー・らくらく操作のキッチンタイマー
     ワンクリック菜箸・計量みそマドラー・指先トング・糸通し・小銭入れ
     財布・軽量特大折り畳み傘・安全つめきり・透明凸点シール・靴下クリップ
     振動式光チェッカー・視覚障害者用防災メッシュベスト・筆記用具・爪やすり
     ハガキ封筒宛名書定規セット・レター用墨字ガイドセット・ICレコーダー
     点字付きさわる絵本・メジャー・紙幣が見分けられる簡単サ印ガイド
     さわって色が分かるタグ・非常用充電ラジオ・取説収納ファイル・自然音のCD
      *当日会場には展示されている用具リストの点字版・墨字版・デイジー版の
       ご用意があります。
(講師の紹介)
・大橋由昌氏
   1950年東京生まれ。7歳の時ペニシリンショックによる副作用で失明。
筑波大学付属盲学校(理療科)を経て大谷大学文学部哲学科卒。病院勤務の後、朝日新聞東京本社のヘルスキーパーとして勤務。2012年より日本盲人会連合に転職。現在、情報部長・点字図書館長として勤務。
講演タイトル「めったに聞けない『耳のいたーい話』-視覚障害者が社会を生き抜く為の気配り」
・川島昭恵氏
   東京生まれ。6歳の時、おたふく風邪から髄膜炎を併発し視力を失う。東京教育大学(現筑波大学)付属盲学校で小中高を学ぶ。早稲田大学第二文学部卒。情報処理会社にプログラマーとして勤めるが、かねてからの思いを叶えてプロの「語り部」となり現在に至る。
・聖明福祉協会
   理事長本間昭夫氏が昭和30年に盲老人のために設立。現在東京都青梅市で盲養護老人ホーム・特別養護盲老人ホーム・特別養護老人ホームの3施設を運営。
また、奨学金制度により若き盲大学生に夢と希望の灯をともしている。
・東恵子氏
   眼科専門医。身体障害者福祉法15条指定医。難病指定医。
開業医院にて拡大読書器をはじめ多くのロービジョングッズがひと通り取り揃えられており、常時視能訓練士が予約制でロービジョンの方への相談や訓練を受け付けている。

 ご案内は以上です。
この情報交換会は今回が初めての試みになります。行き届かないこともあると思いますが今後も視覚に障害をお持ちの方々のための交流の場になることを目指し、定期的に開催する予定でおりますので、ご要望やご感想をぜひお聞かせください。

             主催 NPO法人グローイングピープルズウイル
             共催 NPO法人杉並視覚障害者福祉協会
                NPO法人スラッシュ
                社会福祉法人視覚障害者支援総合センター

             問合せ NPO法人グローイングピープルズウイル
                  代表 高橋 080-3699-5333


サイトワールド




 視覚障害者向けの総合イベント「サイトワールド」(http://www.sight-world.com)が11月1日から3日の3日間開催されます。和歌山県の老舗蔵元「九重雜賀さん」と共同で出展します。出展物はお酢です。
お酢は5種類ありますが、どれも同じ瓶ですので視覚障害者には見分けがつきません。
 そこで、ラベルの色分けと点字表示で視覚障害者にも店頭での選択、ご自宅での調理で使い分けていただくことにしました。(あほらし!と思う方もおられると思いますが、それほど視覚障害者には情報は行き届かないものです)
 お酢をつくる道具も展示して、見えない方に触りまくってもらいます。
 視覚障害者の展示会ですので大半が視覚障害者という非現実的な空間です。

 ブースでお手伝いをしてくださる方を待ち望んでいます。見えない方の相手は難しいかもしれませんが、やってみると以外できます。街中で困っている視覚障害者に気軽に声をかけられるようになると思います。
 お手伝いを熱望しています。できる方はメールください。
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