2010年2月27日土曜日

廃タイヤサンダル

テレビコマーシャルでタイヤ館がブリジストンの廃タイヤ原料にサンダル作って途上国のはだしの子供にプレゼントプログラムやっていると紹介していました((http://www.taiyakan-sandal.jp/ ))。不況でも企業は社会貢献に力入れてるのですね!

私も廃タイヤサンダル持っています。ケニアに居たとき購入したものです。丈夫すぎて一向にへたりません。ちょっと足の裏が黒くなるのが玉に瑕でしょうか。

ケニアでは以前は道端でタイヤ加工職人がいろいろなデザインのサンダル作っていましたが、再び訪れたときはほとんど見なくなり、安い中国製のビーサンばかりでした。中国製ビーサンが70円、タイヤサンダルは140円ぐらい。

写真を見ると普通のビーサンに見えるエコピアリサイクルサンダルは一度粉にして作り直すのですね。さすがにそのまま加工するのは手間かかって人件費が大変かな。


(愛用のケニア製廃タイヤサンダル。サンダルは減らず、足が擦り切れます。)


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2010年2月26日金曜日

アメーラトマト

今年の売れ筋野菜ランキングでも昨年に続き年1位のフルーツトマト。その中でもテレビ等で話題の静岡産アメーラトマトお取り寄せしてみました。

1kg3800円、トマトとしてはかなり高めです。

一般のフルーツトマトと同じく小さめで、持ってみてまず比重の高さ感じます。水に入れるとしっかり沈みます。一口かじってみて、ものすごい味の濃さにたまげます。糖度計で計ってみると、なんと12度!普通のトマトは5度前後、ちょっと甘めのみかんより甘いです。

トマトは氏より育ちで差がでますが、アメーラトマトは桃太郎系の品種を溶液栽培で水を切って育てたみたいです。

名前の由来は静岡弁の「甘いでしょ」から。アメーダラにはならなかったのですね。


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2010年2月25日木曜日

THE BIG ISSUE と日本ミツバチ

 東京在住にもかかわらず、通勤は徒歩、しかも人ごみがちょっと苦手な私は、電車に乗って都心に出ることが少ないのですが、先日、ちょっとした用事があり渋谷まで行ってきました。

 ちょうど南口駅前でTHE BIG ISSUEの販売場所を通りがかったので、一部購入しました。路上生活者の自立を応援するこの雑誌は、一冊300円のうちの160円が路上生活者である販売者さんの収入になる、という仕組みで、そのコンセプトはまさに私たちGPWの目指すところと一緒なのかなと思っています。

 THE BIG ISSUEは、そんな企業理念に加えて内容もまたすばらしく、大好きな雑誌です。毎月の特集企画に加え、路上生活者さんが温かいまなざしで答えてくれるホームレス人生相談など、優しく、かつ力強いメッセージにはいつも勇気づけられます。今月号の特集「もうすぐ春。日本ミツバチの羽音が聞こえる」も素敵でした。

 これまで輸入に頼ってきた西洋ミツバチは、病気に弱く、世界でも激減中。そんな中、病気にも強く、日本の風土にあった日本ミツバチが最近見直されているそうです。日本古来の豊かな森を守ってきたのも日本ミツバチの力。特集では、そんな日本ミツバチの良さを再認識し、離島や限界集落といわれるようなところで、日本ミツバチの再生を目指している方々を紹介しています。

 ミツバチは、蜂蜜の生産はもちろんのこと、飛び回っていろいろな花からみつを吸うことによって、その花が果実や野菜を実らせることを助ける花粉媒介者。その経済効果は、蜂蜜生産の50~100倍にもなるという試算もあるそうです。特に耕作放棄地の多い離島や限界集落では、養蜂によってミツバチが飛ぶことが、そのまま農業の再生にもつながる、というのもうなずけます。

 さらに驚いたのは、東京でも「銀座ミツバチプロジェクト」が進行中ということ。ビルの屋上で飼育されたミツバチは、街路樹に咲く花のみつをせっせと集めてくるそうです。銀座には四季折々美しい花を咲かせるたくさんの街路樹があるため、良質でいろいろな味の蜂蜜がとれるんだそうです。

 自分がせっせと動き回ることで、周りの植物のお役に立ち、さらに美味しい蜂蜜まで生産してしまう。ミツバチの人生はずいぶん有機的でたのもしい!

 こんな素敵なお話を届けてくれるTHE BIG ISSUEを手に入れるためにも、路上生活者さんに出会うためにも、巣(家)に閉じこもってばかりいないで、ミツバチを見習ってたまには街に繰り出さないと!!と思いました。


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カマキリの卵

カマキリの卵が産み付けられる位置で雪の降る高さが予想できるという伝説がある。

生産者と話していて、今年のカマキリの卵は低めに産み付けられ、雪が少ないと予想されていた。1月は雪がほとんど降らなくて、さすがカマキリと思ったが、2月になって雪が積もり、今年の雪はカマキリも予想できなかったのかと思っていた。

インターネットで一応調べてみると、確かに積雪とカマキリの卵伝説も紹介されていたが、科学的根拠はないようで、雪に埋もれてもしっかり孵化するとのこと。

冬に雪があまり降らないと畑用の水が不足してしまうので困ります。2月はそこそこ降ってくれましたが、標高の高い場所では水不足ぎみ。会社の事務所は標高800m以上あり、近所の皆さん節水中です。事務所用の水も我が家から運び込んでます。


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2010年2月24日水曜日

ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する

タイトルはお笑い芸人島田紳助氏の本です。サイドビジネスで負けなしと言い切る著者、人の薦めもあり何か得るもの有りそうと読んでみました。

常識はずれを合理的に考えたアイデアは枝葉の部分として、幹となる成功の秘訣は心を動かす事を第一に考えているところということでしょうか。

お客さんの笑顔や喜ぶ姿を思い描きながらアイデア出して向かう方向を定め、冷静に数字も抑えて具体的な道を決めたらあとはチームに走ってもらう。チームの力を出せる環境づくりは働く人の幸せを第一に考え、従業員の幸せが温かい気持ちでのサービスとなり、顧客満足につながって商いも上向きになる。業績上がればさらに働く人が幸せに・・・。
お客さんも従業員も経営者も皆幸せになるなんて、なんとも社会貢献度の高い商い方法です。

世の中効率化されて人の触れ合いが減る中、どうせお金出すなら、こういうお店に行きたいと思ってしまいます。

紳助氏がオーナーのお寿司屋さんの壁に貼ってあるという言葉、何個か紹介してありましたが胸にぐぐっときたものを。

○70%の自信が日々勇気をくれ
30%の不安が努力を与えてくれる

○夢中で努力している瞬間、ずい分時間がたてば気づく
あの頃、字のごとく夢の中だったと

今の瞬間も後で振り返って夢の中の出来事のように思いたいですね。

2010年2月23日火曜日

働きたい店、日本一

我が家から10kmちょっと行くと大きいスーパーが2件あります。地元の主婦はこの2店をはしごし、生肉・野菜は新鮮品数豊富なA店、ジュースなどNB商品はスケールメリットで安くなってるB店と買うものをお店で分けているそうで、買い物に行くと両方のお店で知り合いに会うことがよくあるそうです。主婦パワー、恐るべし!

生産者に近い立場なので、低価格競争は脅威に感じていて、小売店にはぜひとも質やその他サービスで勝負してほしいと願ってしまうのであります。

昨日の続き、週間ダイヤモンドの不況でも勝つ店の秘訣特集でもう1店注目したお店がありました。

福岡県のハローディというスーパー、日本一視察が多いといわれているそうです。
驚きの方針は従業員に「売り上げ伸ばせ」とは言わず、「お客様に楽しんでもらえ。そのためには、自ら仕事を楽しめ」と言っているそうな。ん~理想ではそうだろうけど、どういう目標設定で従業員を管理しているのか興味ありです。

ハローディでは自分で創意工夫する楽しさを従業員に伝え、単位面積あたりの売り上げが競合他社の2倍とか。きっと数字では表せない、目に見えない重要なものを大切にし、従業員の能力を引き出しているのでしょうか。タイトルは社長さんが目指しているものだそうです。

自分の強みと幸せ


よい人生とは、毎日の生活の主要な領域で、自分の強みを使うことによって引き出される幸せの中にある。

有意義な人生とは、人生を豊かにするのと同じ強みを使って、さらに知識や力、善良さを促進することだ。

そういった人生は意義深いものになるだろう。

世界でひとつだけの幸せ マーティン・セリグマン著 アメリカ心理学会会長 



2010年2月22日月曜日

100人寄れば文殊の知恵

週刊ダイヤモンドの売れる店で紹介されていたスーパーヤオコー。

日本一のパートさんたちを抱えるスーパーと会長の川野さんが言うだけあって、パートさんのモチベーションアップと潜在能力の引き出し方のノウハウには驚きだ!(タイトルの100人寄れば・・・は川野さんのコメントです)

パートさん一人ひとりが利益を上げるアイデアを出し、計画立てて実行し検証し、成果がでれば評価される。優秀な人材には米国小売業研修に招待するなどパートさんの人材教育にも力入れているとか。

普通はパートさんには言われた事やってもらえればそれ以上は求めないで、流れとしてこれからのスーパーは人削って自動販売機に近づくのかと思っていましたが、人の潜在能力を信じてアイデアあふれる売り場にしている所が伸びているというのはなんとなく嬉しいです。効率化されて人間味無くなってきている所より買い物するほうも気持ちがいい気がしますがどうでしょう?

2010年2月21日日曜日

若い力がここにもある!

Sweet Smileという団体((http://mc-sweetsmile.org/about-us/ ))、ミスキャンパス達が集まって気軽に社会貢献できるきっかけを多くの人に与えることを目的として活動しているとのこと。

すばらしい!!ホームページの色も今までにないと感じるのですけど!彼女たちがおしゃれに楽しく活動してくれれば、違う色が入って社会貢献欲のある人の裾野が広がっていくのでは!

国際協力に関心持ってくれれば募金箱にちょいちょいお金を入れるようになるかもしれないし、購入するものもTFTのお弁当やフェアトレード商品や国産品など途上国にやさしい商品選ぶようになるかもしれないし、ボランティアに参加する人もでるかもしれないし、人のお役に立てる事で感じる喜び・ワクワクがやみつきになるかもしれないし、笑顔がもっと増えるかもしれないし。今より世界が1mmでも良くなると妄想するだけで楽しいですよね。

代表の山崎ひな子さんは幼稚園のころ同じ年代の子供が飢えに苦しむ映像を見て国際貢献に関心を持ち、在学中に関わったフェアトレードを広めるために影響力のあるミスキャンパスになろうと考えたとか。まぶしすぎる!その熱意でこれからも多くの人巻き込んじゃって下さい!

2010年2月19日金曜日

野心と志


色々な方のメールマガジンに登録しています。田坂広志さんの「風のたより」のメッセージの中にピクンとくるものがありました。以下、引用させていただきます。

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その像の下には、
クラーク博士の残した有名な言葉が英語で書かれていました。

Boys, be ambitious!

「青年よ、大志を抱け」と訳され人々に語り継がれてきたこの言葉を見たとき、その翻訳の巧みさに感心しながらも、この言葉の持つ「危うさ」を感じました。
 
なぜなら、この「ambitious」という言葉には、正反対の二つの意味があるからです。


 「理想」や「使命感」に支えられた
 「大志」や「大望」

 「功名心」や「権力欲」に支えられた
 「野心」や「野望」


不遇の晩年を送ったクラーク博士ですが、もとより、その本意は前者にありました。

しかし、いま、世の中を見渡すとき、この言葉の持つ「危うさ」が現実となっていることに、気がつきます。

 「志」と称して、「野心」を語る。

その錯誤が、いま、世に溢れていることに気がつくのです。


2005年3月14日
 田坂広志

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野心のための疲れはててしまうことはあっても、志はきっと永遠にエネルギーを与えてくれるのではと思います。



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マラリア

ツタンカーメンの死因がマラリアだって!!暗殺じゃなかったのか!DNA解析ってすごい!

ケニアで2年間の滞在中、私は熱帯熱マラリアという強烈なやつにかかりました。
気温30度以上の中、ものすごい寒気でガタガタ震え、経験の無いものすごい頭痛、だいぶ脳細胞やられたのではと思います。よい病院が近くにあったので助かりましたが、今思えばついていました。

蚊には氣をつけていても、完全に刺されないようにするのは難しく、赤道直下の太陽の下で張り切って活動してしまうと日焼けで体力を奪われ、弱ったところで発病するパターン。ダイエットにはいいかもしれません。

8年後旅行で再び訪れたとき、薬局で予防薬を購入しようと以前お世話になっていた薬品名を言うと、そんなのもう効かないよと言われ、マラリア原虫の進化に驚かされたものでした。

毎年100万人以上が命を落としているらしい恐ろしいマラリアですが、防虫効果に持続性ある住友化学の蚊帳が防止効果発揮しているみたいですね。当時使っていた蚊帳はネットの上から刺されることありましたが、あのとき住友の蚊帳があればなぁ。ツタンカーメンもねぇ。住友化学は蚊帳の売り上げ利益で学校建設して地域に還元してるとか。クール!

2010年2月17日水曜日

泣かすレポート

Mixiのコミュニティーをふらふらしていたら野口嘉則さんの『鏡の法則』というすばらしいレポートが紹介されていた。((http://coaching-m.co.jp/payforward.htm))
そういえば相棒のネロが以前野口さんの本をこのブログでも紹介していたねぇ。ちょっと情報得るの遅かったかな?

だいぶ前のレポートみたいですが、9割の人が涙したと紹介されていて、読んでみて危く私も泣かされるところでした。

最近、よいこと知ったら実践しなきゃ意味無いじゃんモードになっているので、早速母親でやってみました。私が3歳の時から女手一つで育ててもらった感謝の気持ちを列挙している時点でまたしても涙が溢れそうに。ふー危ない、危ない。

野口さんのツイッター、よい言葉たくさん紹介してくれています。((http://twitter.com/y_noguchi))
野口さんってすごいですね。

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2010年2月16日火曜日

ハクレンと寝言

ハクレンという魚ご存知だろうか?利根川水系に生息している中国からやってきた魚で、中国では一番養殖での生産量が多い魚でもありました。

中国では鯉と草魚とこのハクレンを一緒に養殖する方法が昔から行われており、草を食べる草魚には草を与え、有機肥料を少々入れるとプランクトンが沸いて中層でそれを食べるハクレンが育ち、残り物で低層に居る鯉も一緒に育つという、ほとんど餌のいらない、動物性タンパクの食料増産方法としては大変優れたものなのでした。

世界最大の魚類ジンベイザメも食物連鎖で低層のプランクトンを直接利用できる魚、ハクレンもプランクトンを餌とするので大きくなるのにはとても有利な魚なのでした。

これと比べ、日本で行われている高級魚ハマチの養殖ではハマチ1kg育てるのに魚肉8kgも必要な、いわば食料を減らす漁業。

よくレスターブラウン氏が言う肉1kg生産するのに必要な穀物量は牛8kg、豚4kg、鶏2kgと紹介されるが、ハマチ養殖は陸上動物で言えばライオンやトラ肉を生産するようなものかもしれません(食用として利用されない魚肉を美味しいお肉に変えてくれるので、赤潮発生しないぐらい適度にあるのはいいと思いますけど)。

一瞬水産仕入れの仕事をやっていた時があり、ハマチの養殖魚も扱い商品に含まれていました。個人的には積極的に扱いたいとは思いませんでしたが、お仕事なので気持ちを切り替えて。

しかし、その反動でか、日本で中国式養殖を導入してハクレンや鯉も扱ってやる!と密かに企んでいました。

当時、鯉の生産量日本一だった霞ヶ浦にある水産試験場に話を聞きに行くと、霞ヶ浦では養殖するまでもなく、家庭排水の栄養でプランクトン(アオコ)が沸いてハクレンがよく育ち、一時中華街方面に販売していたが、アオコ報道でイメージ悪くなり、今では餌や肥料向け魚粉にしかならないと説明受けました。

あ~日本は世界から沢山食料輸入できて、沢山食料捨てられる国だったんだっけねぇ。消費者のニーズも考えずに自分本位の事を考えてしまったものだと一瞬にして夢から覚めたのでした(自分でも回転寿司でもしハクレンとハマチ回ってたら間違いなくハマチ選ぶしね)。

先日農業新聞にハクレンを効率よく堆肥にできる技術を開発した(魚粉は手間かかって高くつくようだ)という記事が載っていて昔途上国ボケしていたときの事を思い出しました。

害魚扱いされているハクレン、富栄養化した川や湖を綺麗にしてくれてありがとう!最近じゃ魚粉としての需要もなくなっちゃって、せめて堆肥の原料としておいしい野菜になってください。



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2010年2月15日月曜日

上村愛子さん


オリンピックに参加する度に順位をあげていくことと、金メダルを1回のみとること、自分的には両方同じか前者のほうが価値があるように思えました。

それだけの回数オリンピックに出ること、その長い期間ずっと自分をコントールして一流の選手でいること、気が遠くなるくらいすごいことだと思います。

彼女がインタビューされている様子をみました。悔しそうな気持ち、涙と笑顔と本当にすごい人だなと思いました。

地元やその他、応援していた人の言葉
「コンディションが悪いのにすごい頑張ってくれて、「ありがとう」っていいたい」
「夢と希望を与えてくれて、本当にありがとう!いまは、ゆっくりやすんでください」

すごい人とそれを支える優しい人たち。こうして人は強くなっていくんですねぇ。









2010年2月14日日曜日

単純化


「我々の人生は、細部を気にすることによって浪費されている
単純化だ、単純化するのだ」

ヘンリー・デイビット・ソロー

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風に立つライオン

行列のできる法律相談所、島田伸介の面白トークが好きでよく観る番組です。先週放送分を録画しておいて後で観たのですが、スーダンで医療活動しているロシナンテスの川原医師が紹介されていました。こんなすばらしい日本人が居ること誇りに思えます。

川原医師が現地の人たちを評して「貧しい中に光が見える。何かがあるから光っている。日本には何でもあるけど何かが無い。アフリカの貧しい所から学ぶべきではないか」と言ってましたが、まったく同感です。

たぶん彼らの優先順位、家族>友達>仕事と順番が違うのと、その間にお金や物が割り込んで人とのつながりが細くなってしまったのが今の日本なのかなぁと感じています。ほんのちょっとの心の使い方の違いなのでしょうか。

ジャンボ(やあ)
ハバリ(調子はどうだい?)
ムズリ(良いよ)
カリブ ニュンバニ(家に寄ってきな)
アサンテ(ありがとう)
カリブ(どういたしまして)

満天の笑顔付きで日常よく行われていたケニアでの挨拶。こういうのは日本では日常的ではないかな。 

川原医師が言っていた途上国にあって日本に無い何かって、単純に挨拶とか笑顔とかありがとうじゃないのでしょうね。笑顔とありがとうはハンバーガー屋さんとかに行けば只でいただけ、気分いいけどちょっと違う。何かって笑顔とかありがとうとかお互い与え合い、目に見えない気持ちの交流でつながっている家族や親戚や友達、その中にいられることで満たされる気持ち、安心感みたいなものじゃないかと思うのですけど、どうでしょう?


番組で紹介されていた川原医師がよく聞いているというさだまさしの「風に立つライオン」15年ぶりぐらいに聞き、胸が熱くなりました。アフリカで活動する隊員たちに愛され、よく聞いて勇気もらっていた曲です。




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2010年2月12日金曜日

人間力

「人間力」という言葉の解釈は人によって違うと思いますが、私の解釈は、「一緒にいると心地よくなり、人をひきつけ、会った人が好きになってしまう力」です。

細かく分解すれば、

「常に先回りして、相手の立場にたって、物事を考えられる」
「人のアドバイスを素直に受け入れる」
「自分の間違いをすぐに認めて、謝ることができる」
「一緒にいると、こちらまで触発されるほど、やる気に満ちあふれている」
「嘘をついたり嫉妬したりしない」
「あいさつや大きな声での返事など、日常的なマナーを守っている」

これらのようなことを常に実行できる能力でしょう。

新・プラットフォーム思考 平野敦士カール著



偉大なる革命


The greatest revolution of our generation is the discovery that human beings, by changing the inner attitudes of their minds, can change the outer aspects of their lives.

人間は自分の心の持ち方を変えることで、その人の周りも変えることができる。これこそは私たちの世代の偉大なる革命であり、発見である。

William James
Harvard Psychologist


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2010年2月11日木曜日

今年の売れ筋野菜ランキング

連日の農業新聞からのネタですが、このブログでも紹介した安納芋が農業新聞調査のアンケート、販売業者が選ぶ今年の売れ筋野菜ランキングで圏外から一気に2位に躍り出ました!!

安納芋、生協やそこらへんのスーパーでもずいぶん前から販売しているのに、今まで圏外というは意外でした。種子島特産と思っていたさつま芋ですが、去年は群馬でも苗が手に入るくらい栽培する所が広がって量産体制が整ったということかな?それとも庄内のだだちゃ豆みたいに商標でもとってブランド化するのかな?

サツマイモはここ3年ぐらい、焼き芋ブームで需要が3割ほど増えているみたいですね。
外食はマックの一人勝ちみたいですが、食生活改善と自給率上げる為に安納芋の焼き芋でも置いてくれないかな。



(安納芋はしっとり系なので蒸かし芋には向いていないです。焼き芋か電子レンジで料理すると特徴でます。)


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2010年2月10日水曜日

ファッションモデルと食

毎週土曜に掲載されている農業新聞の「わたしと食」にファッションモデルの押切もえさん紹介されていました。

モデルを始めた高校生のころは今より15kgぐらい太っていて食に対してはこだわりもなく、体力やスタイルに自信なかったそうです。しかし、「変わりたい!」と運動や食事制限などいろいろ試して、行き着いたのが「バランス良く、食べ物に感謝して食べる」ことだったそうです。

ファッションモデルは体力勝負なところあるので、玄米食べたり、出汁とって野菜煮たり、和食中心の食生活で厳しい仕事乗り切っているとのこと。

雑誌の企画で農業体験もしたそうで、無農薬野菜に沢山付いてる芋虫、それを手で取ることに驚き、東京で無農薬野菜が高い理由を納得したとか。

昔はそうだったかもしれないけど、最近は畑ネットで覆ったり、有機でも土壌分析してバランス考えた科学的な肥料管理や栽培時期や品種工夫したり、いろいろな手段で虫の害減らして虫食い害ほとんどないもの出荷するようにしてるんですけど。

でもモデルさんみたいにきれいな女性が農業に興味もっていただけるのは嬉しいかぎりです。


(キャベツ畑を覆っているネット。ちょっとお値段張るが、虫取りの手間を考えると安い。理想はミネラルバランス整えて光合成等作物の生育順調にさせ、良質の堆肥やアミノ酸肥料からも炭水化物を吸収させて、虫呼ぶアミドを無くしたいところだが、なかなか教科書通りにはいきません)


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2010年2月9日火曜日

うつ病対策?


他人を喜ばせることが「うつ状態」を治す方法でもある。

オーストラリアの精神科医として有名な、アルフレッド・アドラーは「うつ状態」で悩む人達に、いつもこう言っていたそうです。

「この処方の通りにしたら、きっと2週間で全快しますよ。それは『どうしたら、他人を喜ばせることが出来るか』、ということを毎日考えてみることです」と。

『幸福を呼び寄せる世界の名言』はまの出版
もうひとつの幸せ論 小林正観

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穴釣り

我が家から20分ほど車で登って行くと、榛名湖という湖がある。標高の高いこの湖は冬になると氷が張ってかつてはスケート場として賑わっていたようだ。今でも冬はワカサギの穴釣りで毎年何万人か訪れるようですが、去年に続き今年も残念ながら氷の厚さが足りなくて解禁には至らなかったようです。

私は2年前、地元の人に初めて穴釣りに連れて行ってもらいました。ホカホカのビニールテントの中で糸を垂らし、深い所から釣りあがってくるワカサギ、なんともいえない世界でした。氷上で行うバーベキュー(よかったのかな?)も楽しゅうございました。

自分が楽しい思いをしたことは他の人にも味わってもらいたいと思うもの。仕事仲間誘って穴釣りツアーを計画しているのですが、来年以降実現できますよう、冬はしっかり冷えていただきたいと思うのでありました(害虫に沢山越冬されても困るし)。




(テントの中での穴釣り。このときはメダカよりちょっと大きいぐらいのものしか釣れませんでした。きっとスーパーで売っているような大きいサイズが釣れれば、かなりの手ごたえになるんじゃないかと想像するだけでたまりません。)

2010年2月7日日曜日

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2010年2月6日土曜日

人間の価値

今回も本よりの引用です。

小林正観さんの「もうひとつの幸せ論」より人間の価値について書かれているところがありました。小林正観さんの長女は知的障害をもち生まれたそうです。本にこう書かれています。

私にとって幸運だったのは、結婚して3年後に生まれた長女が、「知的障害児であった」ということでした。

この子には、「欠点」を指摘しても、意味がありません。
そもそも「欠点の意味」が、彼女にはわかりません。

なぜ、努力をしなければいけないのか?
なぜ、頑張らなければいけないのか?
その「意味」がわかりません。

ただ彼女は、ニコニコと楽しそうに、私たちに微笑みかけるだけでした。
私たちは、ずいぶんこの子によって癒されました。いろんな事件もありましたが、
この子をずっと見ていて、この子とつきあっていく中でわかったこと、、、、。

それは、「人間の価値」は、努力すること、頑張ることでは決まらないということ。

人間の価値は・・・、
そこにいるだけで喜ばれる存在になる」こと。
そこに座っていてくれるだけでまわりの人がやすらいだり、静かな気持ちになったり、穏やかな気持ちになったり、温かい気持ちになったりする、そういう存在になる」こと。

つまり、笑ったり、感謝したり、頼まれごとをしたりすることで、「よき仲間に囲まれ」て、「喜ばれる存在になる」ことこそ、人間の価値であり、人生の目的でおり、だからこそ、「人生は楽しむためにある」ということでした。

人間の価値、人間の幸せには、実は、「もうひとつ別の世界があった」ということが、この長女と募らす中でわかったのです。

2010年2月5日金曜日

幸せになれる資格


昨日と同じ本からの引用です。小さなことにくよくよしない88の方法。

与える人間だけが「幸せになれる資格」を持っている

ほんの少し友人や家族、隣人のためになることをするだけで、とても豊かな気持ちになれ、充足感が得られる。

ほんの少しの時間(と、ほんの少しの愛)を費やすだけで、信じられないほどすばらしい気分が昧わえる。人生の質を高めるのに、これほど効率のよい方法は他にはないと納得していただけるだろう。

週に一度(月に一度でもいい)、何時間かボランティア活動をしたり、近所の道路でゴミ拾いをする。早朝、会社のみなの机をふいたり、夜に家族の肩をもむといった簡単なことでいい。

組織に参加してもいいし、参加しなくてもいい。脈がありそうな人を誘ってみるのもいい。

多くの人は、最初は何かの役に立ちたいという思いで始める。しかし、人の役に立つと同時に、それはとりもなおさす自分のためにもなっていることに気づく。

私心のない行為は、どんなことであろうと、あなたの精神に奇跡をもたらす。個人の狭い世界から、大きな人類愛の世界へ飛び出すことになる。個人的な問題や心配事を取り除き、心を解放し、考えを深めてくれる。

人の役に立つ活動は、人生の大切なIページであるだけでなく、まさにハイライトだ。

一人ひとりが今よりほんの少し、人のために何かをしてみたらどうだろう。おそらく人間関係がよくなる、目を見張るような変化が表われるに違いない。世のため人のためになるだけでなく、自分自身の人生も、より豊かな、満ち足りたものになる。

一番意見をいわれたくない人


「いちばん意見を言われたくない人」のアドバイスこそ妙薬

見栄なんてかなぐり捨てて、恋人や家族、友人の意見に、素直に耳を傾けてみよう。

自分の弱点を克服する方法は、自分で見つけるよりも、人に見つけてもらうほうがずっと簡単だからだ。

皮肉と言えば皮肉だが、世界でいちばん私たちを理解してくれている人と、いちばん意見を言われたくない人は、実は同一人物である。

小さなことにくよくよしない88の方法 (Richard Carlson 和田秀樹訳)

成長するために酸っぱい思いは避けられないときもありますね。



2010年2月4日木曜日

ウイ・アー・ザ・ワールド 続き

飢餓報道の映像で心を痛め、とりあえず募金をして安心していたのですが、どこからの情報か忘れましたが、「寄付しても援助先のお役人がくすねて困っている人にはほとんど届かないんだよ」なんて聞かされ、寄付じゃ駄目なのか!と狼狽し、せっかくの心の平和が乱されたのを覚えています。

ちょうどその頃、社会の授業では2025年ごろには人口が80億人になり、地球が養える限界人数に達するんだよと教えてもらい、このままでは骨皮な人が沢山でてしまって大変だ!と地球の7割りを覆う海を耕すお仕事に希望を感じ、大学で水産を専攻することを決めたのでした(もしかしたら、食いしん坊な自分は飢えたら嫌だから食料に近いところに居たかっただけかもしれませんが、人のためという気持ちも間違いなくあり、自分の記憶には人のお役に立つ為に選んだ道という志だけが都合よく残されています。あのころは純だったなぁ)。

大学ではしっかりキャンパスライフを楽しみ、フラフラしながら青年海外協力隊参加に行き着き、志望動機を聞かれて「バンドエイドの影響です!」と答えたのですが、面接した方は「は?」と言って固まってました。おっちゃん達にはわからなかったのかな?って説明不足ですね。

ウイ・アー・ザ・ワールドにつながるバンドエイド、行動する勇気を教えてもらい、自分にとっては影響大きかったです。今回ウイ・アー・ザ・ワールドの収録に参加したかっこいい大人たちの行動は、若者達に良い影響与えてくれるのではと思っています。

2010年2月3日水曜日

ウィ・アー・ザ・ワールド

ラジオで言ってましたが、ハイチ救済の為に25年ぶりにウィ・アー・ザ・ワールドが収録されたそうですね。

25年前、ちょうどその頃高校生だった私は84年のアフリカ飢餓報道に大いに衝撃受けたものでした。
食いしん坊で食べることが生きがいだった高校生にとって、エチオピアの子供達の骨皮映像には胸を痛めつけられました。寄付して少しでも気持ちを癒したいとお小遣いを募金箱に入れたのを思い出します。

80年代、洋楽は優れもの多く、高校生の自分もどっぷり洋楽漬けでした。憧れのミュージシャン達が飢餓救済に立ち上がり、歌を歌ってチャリティー活動には大いに勇気付けられ、影響受けました。
バンドエイドから始まってUSA for Africa,夏のライブエイドにつながって、ライブエイドではビートルズが復活するんじゃないかなんて言われたのでドキドキしながら見てたけど、長くて途中で寝てしまったっけねぇ。でもボブのメッセージ忘れてないよ。

バンドエイド呼びかけたボブ・ゲルドフの思いから世界に広がったミュージシャンのチャリティー活動が四半世紀経てまた蘇るなんて、ほんとすばらしいことです。ほんとは緊急のときだけでなく、普段から思いやりの心出し惜しみしないでくれればと思うのですけど。まあ慢性化してるものは氣づかないかもしれないですね。

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