原田隆史さんは元体育教師、教育現場に経営の考えを取り入れ、勤務した中学校陸上競技部の顧問時代、7年間で13回日本一に導き、その手腕で現在は多くの企業研修・人材教育を歴任。
原田式目標設定シート、目標達成の為の日誌のつけ方など、成功する技術と心がまえと実践の方法もすばらしいのですが、心の大切さをとても強調しているところが共感できます。
目標設定までは取り組んでも行動が伴わない方は多いのでは。
「よし、やるぞ!」と姿や態度を前向きにする手段として「奉仕」「清掃」「エコ」活動の効果をあげ、これらを行うことで「ありがとうございます」「おかげさまです」という感謝の氣持ちが自然と育つと言っています。
実際、会社のトイレ掃除なんかしてみると、ずいぶんと氣づく力がつき、感謝できるものです。
人は周りの助けがあって生きているもの。
助けを受けてから感謝するのではなく、先に常に周りの人に感謝の氣持ちを持って関わり、聞いてあげる、待ってあげる、励ましてあげる、拍手してあげるなど、他人の心に元氣を注げる行為ができるようになりましょうと言っています。
心がけて感謝する、清掃活動などを通して自然と感謝が沸いてくる、登り口は違えど登る所は一緒。
感謝するプラスの氣持ちが前向きな態度、行動につながる。一般人と成功者との違いはほんの些細な事なのでしょうか。
本の締めくくりは一番好きな言葉として、感謝で終わっています。
カリスマ指導者「8×8」の成功クレド 原田隆史の熱い言葉64からの引用