2011年6月30日木曜日

マトマイニ(希望)の家




GPWのボランティアスタッフの4人はケニアの協力隊でした。

1992年12月と翌年の3月、ケニア、ナイロビにあるマトマイニ孤児院(スワヒリ語で希望という意味)に数日間滞在させていただきました。協力隊の現地訓練のひとつです。

そのマトマイニのブログがあることを昨日知り、感激しました。

http://ameblo.jp/scckenya/ 

ブログにコメントを入れさせていただくと、早速代表の菊本さんよりメールをいただきました。

マトマイニの活動も24年目になり、孤児院の域を抜け、地域住民のための、特にシングルマザーのための「ものつくり」にかなり力を入れられているそうです。
しなしながら、社会構造や貧困は改善することはなく、貧富の差は広がり、孤児院のニーズも高まるばかりだそうです。


また、このブログの「学校」のテーマをみてみてください。とても勉強になりました。GPWとしてどうマトマイニに支援をできるか思考しています。

24年、実直な活動、継続は力なり。本当に頭が下がります。


本日もブログをお読みいただきありがとうございます。

*上の写真はマトマイニのものではありません。

2011年6月25日土曜日

価値とお金


人生の「師匠」をつくれ!中村文昭さん著の本の中に心に残る話がありました。引用させていただきます。


学園は全寮制で、子どもたちの生活を全面的にケアしており、歯を磨くといった基本的なことも教えます。勉強の時間もありますが、学習能力にハンディキャップがある子どもたちなので、お金の価値を教えるにしても、ごく基本的な授業になるそうです。

たとえば、一円玉と五円玉、一〇円、五〇円、一〇〇円、五〇〇円玉と全種類のコインを出し、「どれがいちばん高いお金か覚える」といった勉強です。

「安いお金から高いお金に、左から右へ順番に並べてごらん」こう教えると、ほとんどの子どもは、すぐできるようになります。

そんななか、いくら教えても「いちばん高い」右側に、一〇円玉を置く子がいました。

その子のハンディの具合から言うと、お金の価値はすぐに理解できるはずです。不思議に思ったお坊さんが尋ねると、その子は答えました。

「五〇〇円玉じゃ、電話がかけられない。だけど10円なら、お母さんの声が聞ける」

、、、、、

この子は自分たちに本当にいろいろなことを教えてくれていると思いました。お金は多くあれば、いろいろな選択が増えることは確かです。大事なことは選択が増えたとしても、自分の中の価値がわかっていなければお金の意味は薄れてしまうということです。

素晴らしい話を本の載せていただいた中村さんに大きく感謝します。

今日もブログにアクセスいただき誠にありがとうございました。






2011年6月23日木曜日

フローカンパニー



サラリーマンはノルマに追われて頑張って走り、その見返りがお給料と思っていたが、辻メソッド企業版はサラリーマンで働く事にワクワクを感じさせてくれる!

結果の事はあまり考えずに夢中になって仕事に没頭している時(フロー状態)の方がパフォーマンスが高く、より結果もよいということが心理学的に証明されてるとのこと。

フローは辛く苦しい仕事が幸せな時間となり、進んで邁進したくなるほどのめり込み、好循環を生み出す。

人も組織も元気になり、日本全体の悩みや課題が解決へ導かれるかもしれない。

但し目に見えない心の状態なので、把握しづらく、理解するのはなかなか難しい。

「楽しい」という感情はフローだが、その心の状態を作るのはすぐには難しい。

但し「楽しもうと考える」ことはできる。自分の意志(Will)で自分の心は決められるのだ

言葉を選んで使うのもフローにとって大切。ポジティブワードの代表格は「ありがとう」!
感謝する心を持ち、ありがとうと言っているだけで人はフローになる!とのこと。

他にもフローになる方法は沢山書いてあるので本読んでみてください.

優秀な方にかぎって不平不満、他への悪口などマイナスな発言をしてその人の能力を発揮していない印象がありますが、新橋あたりの赤提灯の繁盛ぶりをみると、きっと多くの組織にそういう人達が沢山いるのでしょうね。

キリンやANAやジャパネットたかだなどもフロー理論を導入しているそうですが、ぜひとも結果出して業績を上げていただき、他の企業もフロー理論導入してポジティブワードがあふれる社会になってもらいたいです。

(実はフロー経営のお手本はソニーだったとフロー理論のチクセントミハイ氏に言われてたまげたと元ソニーの天外氏のお話。フローカンパニーだったソニーは米流の合理化経営を導入して以前の輝きを失ったらしい。サッカー岡田Japanもフロー理論を学んでワールドカップを戦っていたと!)

2011年6月22日水曜日

知らない間に感謝力

感謝をテーマにブログを書き始めて3年目。

いつも感謝ネタをと探している自分がいて、いつの間にか心が豊かになったのではと思えます。

以前の私ならマイナスな事が起きれば、その事をしっかり握って離さず引きずるところですが、今はなんとか感謝に結び付けようと考える事が習慣になりました。

そんな経験から、知らない間に感謝力ついてしまう、何かうまい仕掛けができそうな氣がしています。

例えば生徒さん達にテーマ投げかけ、学校の自由研究にも使えるような当たりまえと思える事の中から感謝を発掘するレポートを募集するとか。

歴史や他国の状況から、どうして有り難い事なのか裏付けデータ調べるだけでも勉強にもなり、感謝を探す思考回路もでき、応募した生徒さん達は夏休みの宿題も1つ片付き、それを読ませてもらう大人達も新しい発見があるかもしれない。

そんなこと考えるだけでワクワクしてきます。

2011年6月19日日曜日

ある書道家の企み〜世界感謝の日〜

書道家の武田双雲さんのメルマガ登録しています。

毎回なかなか深い言葉が送られてきますが、先日世界感謝の日プロジェクトがスタートしたとのお話が書かれていました。

9.11から世界平和について考え、世界は個人の総和体なので家族平和、個人平和に書で貢献しようと行動し、2009年の春頃すとんと争いを止めさせるには「感謝」という言葉が心に落ちて思いついた企みだそうです。

その思い、ちょっと長文なのですが、ワクワク感つたわりますよ→メルマガバックナンバー

2011年6月16日木曜日

「ありがとう」推進者 その36 大山泰弘さん



大山泰弘さんは日本理化学工業の会長であり、70%以上の社員が知的障害を持つ会社を運営しています。日本理化学工業は業界のトップシェアを持ち、2008年に刊行されたベストセラー「日本でいちばん大切にしたい会社」(坂本光司さん著)で紹介されました。

上の写真の本、「利他のすすめ」素晴らしい本でした。本の中の一言一言が心に響くそんな本です。大山さんはこう言われています。

導師は人間の究極の幸せは、
人に愛されること、
人にほめられること、
人の役に立つこと、
人から必要とされること、
の四つと言われました。
働くことによって愛以外の三つの幸せは得られるのだ。
私はその愛までも得られると思う。

エゴや周りにながされず、近くにいる人のために働く(人のために動く)ことが、それが原点であり、それが自分たちを強くする唯一の方法といわれています。人の役に立つことで、個性さえ生まれてくる。

感謝に関しては以下のように述べられています。

利他に生きるほうが、「自分が、自分が」と我をはって生きるよりも、むしろ安心して生きることができると思います。

なぜなら、日々、周りの人から「ありがとう」と感謝してもらえるからです。一つひとつの「ありがとう」はささやかなものかもしれません。

しかし、それらが、私たちの生活を幸せなものにし、生きる力を与えてくれるのです。

しかも、周りの人が力を貨してくれるようになります。困ったときには、助けてくれるようになります。そして、その信頼関係こそが人生に本物の安心感を与えてくれるのです。

「ありがとう」が生きる力を与えてくれる。


本日もブログにアクセスいただきありがとうございます。

2011年6月15日水曜日

すごいぞ!KENSOバクダンキット!

ちょうど3年前に愛車Bajaを盗まれ、代わりに購入した中古のDT200-3ET,しびれる加速は魅力だが、2ストロークエンジンで実に燃費が悪い。

信号の度にエンジン止め、おとなしく乗ってようやく16km/㍑。ちょっとパワーバンドにいれると12km/㍑ぐらいしか走らないので、ケチケチ走法がストレスになってすっかり乗らなくなってしまった(購入した時の走行距離はたった1000km!きっと前のオーナーも燃費の悪さに辟易してあまり乗らなかったに違いない)。

ちっちゃなエンジンで車体も軽いのにスーパーチャージャー付きの軽トラより燃費が悪いのは納得できず、インターネットで調べてみると、KENSOのバクダンキットという部品を付けると燃費が25%も向上するとのこと。

早速購入して取り付けてみる。吹かした感じもスムーズで、60km付近でかぶる嫌な感じもなくなり、燃費を測るとなんと24km/㍑!50%も向上しているではありませんか!

ありがとう、KENSO!

KENSOの技術を導入していれば2ストエンジンも製造中止にならないで済んだかもしれないのにね。

草刈り用の刈り払い機も2ストエンジンなので、バクダンキット作ってくれないかしら。


(バクダンキットはキャブレターのメインジェットとジェットニードルの改造品。ちっちゃな部品なのに1万円!しかし、燃費向上でDTの場合だと計算上3500kmほどの走行でペイします。もっと早く出会いたかった。)

2011年6月10日金曜日

究極の幸せ





そして、ご往職は私の目をまっすぐに見つめながら、こうおっしゃったのです。

「人間の幸せは、ものやお金ではありません。

人間の究極の幸せは次の四つです。

人に愛されること、
人にほめられること、
人の役に立つこと、
そして、人から必要とされること。

愛されること以外の三つの幸せは、働くことによって得られます。
障害をもつ人たちが働こうとするのは、本当の幸せを求める人間の証なのです」

利他のすすめ 大山泰弘さん 著 (住職さんの言葉)


感謝は四つのすべてつながっていると思います。発することで人も幸せになって、それでいて自分も幸せになれる不思議な言葉です。

本日もブログにアクセスいただきありがとうございます。






カンゾウの花

花は食用菊など食べられるものしか興味はないが、佐渡の名物カンゾウの花を観に島の北まで観光バスで。

まだ4分咲きぐらいでカタログにでている満開の景色には及ばないが、なかなかの景色でした。

このカンゾウの花も、かつて佐渡牛の放牧で雑草が奇麗に処理され、このような群生になったとのこと。

しかし、放牧をやめたら雑草が勢いを増してカンゾウが減りかけ、今は人の手で管理して保っているとガイドさんの解説。

里山のように適度に人の手が入った方が自然が豊かになって返ってくるという、日本人が昔から自然と仲良くしてきたご褒美の一つなんだろうなと意外に感動してしまいました。

ご褒美に感謝してまた自然にお手入れのお返しするような、感謝のサイクルの結果がこの景色で、里山もそうだけど何か懐かしい、癒される景色に思えるのでした。


(佐渡北端の大野亀。下側の黄色い花がカンゾウ。標高200mもない岩だけど、傾斜が急で登るのに息切れます。上からの景色は素晴らしいです)

2011年6月8日水曜日

トキ

愛知県で働いていた時お世話になった合氣道仲間達と新潟佐渡へトキ見学に!

鳥は食べる以外興味無いのだが、せっかくのツアーだったので勉強させていただいた。

トキは日本にとって貴重な鳥のようで、学名がNipponia niponと日本づくしでなのであった。

日本の野生産トキは絶滅したが、現在は中国からやってきたトキが繁殖して190羽ほど日本に生息し、50羽ほど野生で暮らしているとのこと。しかし、自然でのヒナ誕生はなかなか難しいようである。

トキが自然で繁殖難しいのは単純に私たちが壊してしまった環境の変化なのかと思ってしまうが、自然界の美味しい食材を未来に守る為にも環境は保全して行くべきと食いしん坊視点で強く思う旅でした。


(ホテル跡に作られたトキ記念館の中のトキの作り物。トキとサギの区別ができるようになったのは収穫。いつか野良トキを区別できること夢見て)

2011年6月5日日曜日

自己と感謝


以下はラフル・ウォルドー・エマソンのSelf-Reliance (自己信頼)からの引用です。

「信頼される者」とは誰か。どんなときにもよりどころとなる、大本の「自己」とは何か。
 
こう問いかけていくと、才能と徳と命の本質であり、私たちが「自発性」や「本能」と呼ぶ、あの根源に行きつく。
 
後天的に授けられるものを教育というのに対し、この根源的な知恵は「直観」と呼ばれる。この奥深い力、どんなに分析しても明らかにしえない究極の事実の中に、万物の起源がある。

穏やかな気待ちでいるとき、なぜかはわからないが魂の中に実在の感覚----

自分はあらゆるものや空間、光、時間、人間と異なるものではなく、一体であり、それらの命や存在と同じ源から生じているという感覚が湧きあがってくる。

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穏やかな気持を作り出すには感謝の心が一番です。エゴや過剰な欲に振り回されると穏やかな気持ちは保てません。自己を認識するためには上記にあるようなSomething Greatからの一体感
を常に感じることが大事なのかもしれません。

本日もブログをお読みいただきありがとうございます。





2011年6月4日土曜日

新たな4人の子供たち!

皆様のお陰で、新たに4人の子供をフィリピンにてサポートすることができました。ありがとうございます。NPOのACTIONさんと現地NGOのTATAGさんからのご協力をいただいています。


Chito Narvasa(チト)
9才(4年生)
将来の夢:警察官

メッセージ:
メッセージ:僕を支援してくださり、本当にどうもありがとうございます。みなさんからのサポートは僕の家族にとっても大きなサポートになります。本当にどうもありがとうございます。


Joven Liquido(ジョベン)
11才(5年生)
将来の夢:お医者さん

メッセージ:
僕をサポートしてくださり、本当にどうもありがとうございます。スポンサーの方に学用品・制服などを支援していただけることは僕にとって本当に特別なことです。

Reymon P. Balanquit(レイモン)
7才(3年生)
将来の夢:きちんと学校を卒業すること

メッセージ:
学校にきちんと通えるように支援してくださり、本当にどうもありがとうございます。


Ruben Christopher D. Fariscal(ロベン)
11才(5年生)
将来の夢:警察官

メッセージ:
僕たちをサポートしてくださり、本当にどうもありがとうございます。これからもっと成長できるように一生懸命勉強することを約束します。


本日もブログにアクセスいただきありがとうございます。


2011年6月2日木曜日

感謝とライフスキル脳


年間365日、8,760時間、525,600分の中でどのくらいゾーンに入っている時間が長いか、短いかでその人の人生が決まってしまうのではないでしょうか?

ゾーンとはとても高い集中力が継続されているモード。

「ゾーンに入る技術」辻秀一さん著、とても実践的な本でした。集中力がある状態をフロー状態と名付けたのは心理学者チクセントミハイ。人がフローに入っている状態のときは時間を忘れます、あっという間に2時間、3時間経過してしまいます。

辻さんはフロー状態を決定するのは感情、気分、気持ちといいます。逆にフローでないということは気が散り、揺らいでいる状態。要するに外側の要因(他人、出来事、環境)に気持ちを影響されている状態です。

外側の要因に気持ちを奪われないようにするのが、ライフスキル脳の役目。これによって、いつでもフローに入れる状態になるといいます。

辻さんはこう述べられています。「まず、環境、出来事、他人によって自分の心が決定するのではなく、自分の表情、態度、言葉や思考によって自分の心を決定していこうとする脳をしっかり磨き鍛えよう。」

辻さんはライフスキル脳を管理するための4つのポイントを挙げられています。

フロー思考
フローフェイス(表情)
フローアティチュード(態度)
フローワード(言葉)

そしてこの4つを支えるのは「呼吸法とリラックス」、「楽しむ」「好き」という気持ちと「感謝」だそうです。

本の中の、野球のイチロー選手、松井選手、ゴルフの宮里選手、バスケのマイケル・ジョーダン選手、将棋の羽生名人、剣道の栄花選手の例にとても説得力があります。

また、フロー思考の中心は「自分を信じること」であり、辻さんはこう述べられています。(引用、中略しています)

「ほとんどの人はなかなか自信をもつことができない。それは、自信に根拠がいるものだと考えているからなのだ。信じるか疑うかは、実は根拠や結果でななく、自分で決められるのだということを多くの人は忘れている。自信のある人は、根拠の前に自分を信じるという、脳の機能を最大に発揮しているライフスキルの持ち主だ。」

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とても緊張してしまったり、なにかアイデアと出さないといけないのに、何も浮かばないとき。もうパニクってしまいそうなとき、できることは、深呼吸して、切羽詰まっている自分を実況中継して笑う、そしてこのチャンス・挑戦に感謝することなのかもしれません。

そういえば、ドリカムの曲にもこうあります。

CARNAVAL すべての戦う人たちへ

二度と来ないこの瞬間 全部を ♪タララッタ~ 楽しめたら最高!
飛べ!走れ!泣け!もしもビビったら ♪タララッタ~ 笑おう!

彗星のように現われるスターは
自分かもって思えるのがドリーマー


ライフスキル脳がつね二人と仲間をゾーンにいれて、素晴らしい作品、曲が生まれて、さらにそれらが人々を勇気づけていると思います。






2011年6月1日水曜日

夢と魔法の国が大切にしているもの





昨日のJ-WAVEのラジオ番組で紹介していましたが、東日本大震災時のディズニーランドの対応が素晴らしかったそうです。




ディズニーランドのスタッフは9割がアルバイトなのですが、おのおのの判断で売り場のぬいぐるみを防災ずきん代わりに配ったり、売り場のお菓子を配るなど前例の無い対応で7万人ものゲストの安全を守り、安心させる対応をとったとのこと。

スタッフには4つの行動規準が浸透しており、その最優先事項である「Safety(ゲストの安全)」を守る為にスタッフがその場で判断していたらしい。

震災の中でもいつものように笑顔絶やさず対応できたスタッフのモチベーションとなるものは、来園者の笑顔と感謝の言葉だそうです。

国民が怒りや不満じゃなく、笑顔や感謝の言葉を政治家やお役人に与えれば、もしかしたら彼らの優先順位が変わるのではないかとふと思うのでありました。逆にね。
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