2010年11月13日土曜日

書道と感謝

先日、何十年ぶりかに書道する機会があった。合氣道の先生で書道10段の方が教えてくれるというので参加してみたのでした。

指導受けながら一筆書くのも集中し、心を先に使ってイメージしながら書いてみたが、心と体を一緒にするトレーニングとして書道もまたいいものだなあと思ったのでした。

農業新聞の「わたしと食」というコーナーに書道家の武田双雲さんが投稿していました。

そこでは書道を通しての思いやりと想像力の大切さを述べていました。職人さんがどんな気持ちで墨を作ったかとか。同じように食に対しても気持ちを向けて想像してみれば、作った人への感謝の気持ちが生まれてくるでしょうと。

武田さんのブログ見てみたら、有難い・お蔭様という言葉の解説も書いてありました。日本人が表現している感謝の言葉の深さ感じることできました。一つの事を深く追求している方は、他の事でも心を向けて深く掘っていくコツを知っているのでしょうね。

武田双雲さんのブログ ←深〜いことば満載ですよ!

2010年11月12日金曜日

「ありがとう」推進者 その29 原田永幸さん



久しぶりの更新ですが、ありがとう推進者その29です。日本のアップルの社長、2004年からはマクドナルドの社長CEOの原田永幸さんです。この本は数年前に読みましたが、原田さんの熱がひしひしと伝わってくる素晴らしい本だと思います。

以下は原田さんが「感謝」について述べているところを引用させていただきました。

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能力主義になると、パフォーマンスを渇望するあまり、これらの一番大事なことを
見失う恐れがあるので、常に、「自分はお金や地位、名声のために仕事をするのではない。自分の仕事をどこかで誰かが喜んでくれる、そうなって初めて自分白身も達成感と喜びに満たされる」ということを肝に銘じておきたいものです。

もう一つ、大切なことがあります。それは、「人に対する感謝の気持ちと思いやりを忘れない」ということです。とかく人は、自分か素晴らしい成果をあげたり、成功を収めたりすると、「すべては自分の実力のなせる業だ」と思い込む傾向があります。

がんばった自分を自分で誉めてあげるのは悪いことではありませんが、そこに至るまでには多くの人がさまざまな形で協力・支援してくれたはずです。それを忘れてはいけません。
 
とりわけ若い時代は、自分のことで精一杯。周囲を見渡す余裕がないために、人に対する感謝の気持ちを忘れてしまいがちなのです。

私も実に多くの人から、いろいろな教えを受け、どれだけの温かい心遣いと支援をいただいてきたことか。社会人になって三十年余りを経た今、振り返ると感謝の気持ちでいっぱいになります。

それと同時に、自分白身も人に対して愛情深い優しい人間でありたいと、気持ちを新たにします。時には立ち止まって、自分がどれだけの人に支えられているのか、考えてみたいものです。

人は誰も自分一人の力で生きてはいけません。感謝の気持ちを忘れると、たとえ仕事で成功を収めても、お金持ちになっても、心が殺伐とし、決して幸せな人生をまっとうすることができないでしょう。

「感謝の気持ちと思いやり」

これはビジネスマン以前に、人間としての自分か第一義とするべき心のあり方ではないでしょうか。

温もりのある心を持って、豊かな知性と鋭敏な感性を働かせながら、厳しいビジネス社会を前進していきたいものです。

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2010年11月11日木曜日





力は、適切に理解されるならば、目的を達成する能力にほかなりません。それは社会的・政治的・経済的変革を起こすのに必要な強さです。

歴史上の大問題の一つは、愛と力の概念が、たいていは相反するもの、対極にあるものとして対比させられてきたことです。

その結果、愛は力の断念と同一視され、力は愛の否定と同一視されています。今こそ、この誤りを正さなければなりません。

私たちが理解しなければならないのは、愛なき力は無謀で乱用をきたすものであり、力なき愛は感傷的で実行力に乏しいものだ、ということです。

現代の深刻な危機を生み出しているのは、この道徳なき力と力なき道徳の衝突なのです。
                 
マーティン・ルーサー・キング・ジュニア「ここからどこへ行くのか」

2010年11月9日火曜日

トムズ・シューズ


とてもカッコいい靴とアイデアです。
2006年に始まったそうです。トムズシューズといいます。
一足買うと、一足途上国の人のプレゼントされるそうです。
大事なところはそのアイデアと品物がとてもかっこいいところ。

さっそく一足注文しました。日本ではgreen label (united arrows)などのお店で購入可能のようです。楽天のお店でもうっているようですね。

ウェブサイト曰く
「慈善の精神がある根底にある営利目的の企業」だそうです。

素晴らしいです。






2010年11月3日水曜日

あなたを目覚めさせるものは何か?



魂を売らずに成功する(アラン・M・ウェバー著)という本を読んでいました。とっても面白い2つの質問が載っていました。以下は本からの引用です。

●朝、あなたを目覚めさせるものは何か?

ある調査によると米国人の五十%以上が自分の仕事を嫌っているという。そういう人にとっ
て、この質問の答えはこんなところだろう。「お金がいるのさ。だから起きるしかないんだよ。」

社員が発するエネルギーの量が、働きたいと思う会社と人材が流出する会社を分ける。私はこ
れまで多くの会社に出向いたが、足を踏み入れたとたんにそうしたエネルギーを感じ取ること
ができた。

社員たちが、「なぜ自分が朝起きるのか」がわかっている会社は、そうでない会社とは明らかに違う印象を与えるものだ。

●夜、あなたを眠れなくするものは何か? 

米国人の少なくとも二十五%もの人々が睡眠薬なしでは眠れないという数字がさまざまなの調査結果からの推測として言える。これは、半数の人々が自分の仕事を嫌っていることと無関係ではないだろう。

朝に起きる目的がないから、夜も眠れないのではないだろうか。この質問はリーダーたちを正直にする。責任を負う立場にある人たちの頭をいっぱいにしている問題の多くは長期的に重要なものではない。

リーダーたちは通常は当座の心配事で頭がいっぱいだからこそ、彼らを夜眠れなくしているものは本当に重大な課題となる。
 
私たちは皆「わくわくするような仕事」がしたいと思っている。そのために、「朝、あなたを目覚めさせるものは何か?」、「夜、あなたを眠れなくするものは何か?」、この二つに正直な答えを引き出そう。

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最初の質問のほうが、後の質問より難しいですねぇ。自分を眠れなくしたりするのは自分の場合はエゴだったりします。そうなったときに効果的と思っているのは、感謝する心です。

エゴで満たされた時には、感謝の心が機能しないときも多いですが、心と言葉で何度も何度も「ありがとう」「ありがとう」と唱え、大事な人のことを思うと眠れてしまいます。

自分を目覚めさせるものは人の笑顔ですかねぇ。教育を通じて、成長して、自分に自信をつけていく、そんな時の笑顔です。

今日もブログをお読みいただきありがとうございます。









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