松下幸之助さんは、自らの人生を「運がよかった」と言われます。
松下さんは9歳で丁稚奉公にだされ、まだ母親に甘えたい時期なのに母親からはなれ、他人の家で商売の下働きをさせられます。しかも松下さんは体が弱かったのです。
悲しい出来事も次々に起きました。肉親があっという間に病気で亡くなっていったのです。
それだけでなく、松下さんは結婚して男の子をもうけることができたのですが、何とこの子も幼くして天国で召されたのです。
ですが、天国のわが子のためにも、自分はこの世で役立つことをしなくてはならないのだと思うようになられたのです。
松下さんは、「自分が運がよかった。」ということの他に、次のような自分の成功の3つの原因を述べられています。
- 学歴がなかったこと
- 身体が弱かったこと
- 家が貧しかったこと
「いかに生きるか」七田眞さんの本より引用(中略含)