2011年5月31日火曜日

世界平和指数 GPI 2011

2011 Global Peace Index from Vision of Humanity on Vimeo.


世界平和ランキングの2011年がでました。

平和国ベスト5

  1. アイスランド
  2. ニュジーランド
  3. 日本
  4. デンマーク
  5. チェコ

平和国ワースト5
  1. ソマリア
  2. イラク
  3. スーダン
  4. アフガニスタン
  5. 北朝鮮

詳しくはこちらのサイトよりどうぞ!http://www.visionofhumanity.org/gpi-data/#/2011/scor

面白い世界平和ランキング地図があります。

いろいろと問題を抱えている日本ですが、人口を1億人を超える国が平和ランキングで3位に入るということは特別なことなのだと思います。ランキング上位の国は人口数百万人の国ばかりです。

「平和がいいにきまってる。」こんな国に生まれたことに感謝し、慢心することなく謙虚に上を向いていきたいですね。

本日もブログにアクセスいただきありがとうございます。






2011年5月30日月曜日

子供用GPW Tシャツです。



GPWの子供用Tシャツはお陰様でとても好評をいただいています。

GPWのTシャツは色にとても元気があり、小さいTシャツに大きなありがとうのロゴがどこでも目立ちます。

上の写真の他、黄色のアサンテ、ピンクのアリガトウ、ターコイス(水色)のサンクスがあります。http://www.gpw39.org

お子様、親せきの子供、友達の子供、お孫さんに是非いかがですか?

1枚1600円です。そのうちの450円は途上国の子供の学費に使用させていただきます。

どうぞよろしくお願い致します。


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2011年5月29日日曜日

社会奉仕をスポーツに!

日曜の朝、J-Waveを聞いていると、明日5月30日 はゴミ0の日と紹介していました。

年に1度の語呂の良い日だから、ゴミについて考えるのも良いかもしれませんね。

ゴミの4割は生ゴミらしいですが、私の場合、生ゴミは密閉式のバケツ入れて微生物を振りかけ、熟成してから畑に戻すようにしています。土地が広い田舎ならではの方法ですね。

ラジオで紹介してましたが、ゴミ拾いをスポーツ競技にしてしまった団体があるそうです。

日本スポーツゴミ拾い連盟

この競技に参加する子供達は楽しみながら環境奉仕活動をし、競技終了後もゴミを広いながら楽しくし帰るとか。きっとゴミのポイ捨てするような大人にはならないのではと言っていました。

タバコなどゴミのポイ捨てする残念な大人の方をときどき見かけることがありますが、そういう方はきっとゴミ拾いや公共の場所の掃除はしたことないのではと予想しています。

楽しみながら社会貢献するスポーツゴミ拾いが流行し、かっこいい大人が増えるといいんですけどね。

2011年5月28日土曜日

最強の長靴と高価な分解者

千円ぐらいの安物長靴は農作業で使用すると曲がる頻度が多い部分がひび割れして使い物にならなくなるが、養殖業者お奨め、弘進のゴム長靴「実用半長F型」は5000円近くするが、しなやかでいつまで経ってもヘタらない。

海水、赤道直下の紫外線、オフロードバイクでの使用、荒っぽい農作業に負けず20年近く使用し、捨てる事がイメージできないでいた。

石川県にいる有機農業界の大先生お奨め、畑に残った有機物をよく分解してくれるという、ちょっと高級な微生物資材を試しに畑で使ってみた。

畑が狭いので使い切れなかったが、次の年にと納屋にしまい、何も考えずに最強の長靴も近くに置といた。

今年になって長靴を使おうと手に取るとビリビリとちぎれるではありませんか!

よく見ると上から押された微生物資材が袋から噴出してパラパラと最強の長靴に降りかかり、どうやら分解されてしまったようです。

微生物がいなければ自然界は有機物のゴミだらけになるので大変ありがたい存在なのですが、高価な微生物は取り扱いに注意が必要です。



高価な微生物に分解される前の弘進の長靴「実用半長F型」


分解された部分がビリビリにちぎれた「実用半長F型」

2011年5月26日木曜日

恐怖の国旗掲揚

少し前に大阪府の国旗掲揚の扱いが話題になっていたが、歴史の浅い途上国での愛国教育のシリアスぶりは今の日本人には驚きかもしれない。

ケニアでは国旗掲揚の間は直立不動で立っていないと国家侮辱罪で牢獄に入る事になると聞かされていた。

映画館で映画が始まる前にいきなり国旗掲揚の映像が流れ出し、ビクっとして立ち上がる事はよくあった。

ある時町を歩いていると、警察署の辺りで通行人達が皆立ったまま固まっていた。

ちらっと警察署の方を見ると、スルスルと国旗が下ろされていた。

状況を一瞬で理解し、だるまさんが転んだゴッコのようにその場で静止して難を逃れたが、後でケニア人に「お前、危なかったなぁ、えへへ」と明るく冷やかされた。

幼少の頃の遊びが役に立ったか!

日本はユルくて有難い。

2011年5月25日水曜日

おねえさんありがとう




クリスマスに、くらしきのチボリこうえんにいきました。

わたしは、くらしきで生まれました。だからくらしきには、わたしのおともだちがいます。

チボリこうえんには、ともだちと、ともだちのおかあさんとわたしのおかあさん、おねえさんの6人でいきました。

一日たのしくすごし、よるに、みんなでかんらん車にのりました。
かんらん車はとても大きくて、たかかったです。かえりにチボリバルーンをかいました。

つぎの日、いよいよかえりのじかんがきたので、空こうにいきました。
ひこうきにのるとき、「ふうせんをそのままでは、もってかえれないよ」
といわれました。きあつのかんけいだそうです。

わたしは、かなしくてないてしまいました。
おかあさんもないていました。

なぜかというと、
わたしのおとうさんは、7月にがんで天ごくにいってしまいました。

チボリこうえんは、わたしがひろしまけんのふく山にすんでいたとき、
おとうさんといっしょにいった、おもいでのばしょです。だからわたしもおかあさんも、
チボリバルーンをしぼませるのが、かなしかったのです。
でも、しぼませてもってかえってきました。

お正月に、空こうのおねえさんから、
チボリバルーンが、たっきゆうびんでおくられてきました。

はこからチボリバルーンを出すと、
まっすぐ、上にうかびました。
わたしは、とてもうれしかったです。

中には手がみもはいっていました。
「バルーンをしぼませてごめんね。また、ぜひおか山のチボリこうえんにあそびにきて下さい」とかいてありました。
わたしは、空こうのおねえさんにお手がみをかきました。

おれいのものもいっしょにいれました。

そのチボリバルーンは、おうちでいまもうかんでいます。
だから、大すきなおとうさんとのおもいでがこわれなくてよかったです。
おとうさんも天ごくから
「あやちゃん、よかったね。おねえさんはこころのきれいな、やさしい人だね」
といっているかもしれません。

おねえさんと、であえて、よいりょこうになりました。

「人を幸せにする話し方」平野秀典さん著

こんな「ありがとう」を言われたおねえさんは一生このことを誇りに生きて行けるのではないかと思いました。

泣く女の子、おかあさんをみて、これは「特別な何かなんだ」と感じたのでしょう。
マニュアルではなく、人間として正しいと思ったことをする。

女の子、お母さん、それ以上におねえさんは嬉しかったと思います。
おねえさんは箱にバルーンをいれながら、女の子とお母さんの笑顔を想像して、笑顔になっていたに違いありません。

このような素晴らしい話が満載の本を出していただいた平野秀典さんに感謝します。


本日もブログにアクセスいただきありがとうございます。










2011年5月24日火曜日

カッコいい!


すごい!たべてみたいです。かっこいいというのはこういうことですねぇ。


これがあれば、土のないところでも野菜や食物ができるということ?
途上国の水が少ないところでも、食べ物がつくれるということにもなるということでしょうか。農薬などがいらないというのもすごい。

驚きました!

本日もブログにアクセスいただきありがとうございます。




2011年5月22日日曜日

除草とニューヨーク

乾燥していた畑に雨が降り、雑草の勢いも増して来た。

有機農業は雑草との戦いでもある。特に梅雨のある日本の雑草の手強さは、倒しても蘇るホラー映画ゾンビを思い起こさせる。

雑草は昔から見えない内に削れと伝えられているが、まさしく、発芽直後の弱々しい髪の毛ぐらいの根の内に鎌で撫でれば楽に倒す事ができるが、少し期を逸すると茎がしっかり育ち、根を切っても脇から再度根を出し、再び根付いてしまう。

 そして、生き残った雑草達は鎌で削るには太くなりすぎ、手で引っこ抜かなければいけないので難儀する。ましてや何年もほっとかれた耕作放棄地などは木まで生え、再生するには重機が必要になるほどだ。

雑草処理は初期の内と雨の後は警戒するが、この雑草処理と世の中の事も同じ事いえるなあとふと思う。

特に思い出すのが落書きなど軽犯罪を徹底的に取り締まり、犯罪都市ニューヨークの治安を良くしたジュリアーノ前NY市長の手法。

タバコの火は小さじ1杯の水で消す事できるが、山にポイ捨てされて山火事になれば消防車数十台で大量の水を必要とする。

子供の非行も最初は小さな心の変化から身だしなみに現れ、そのままほっとくと盗んだバイクで走り出すかもしれない。

自然から学べる事は多いなあ。


(ニューヨークの落書き(アート?)前で)

2011年5月21日土曜日

楽天市場でも販売させていただいています。


お元気ですか?今日もブログにアクセスいただきありがとうございます。

日本もとても暑くなってきたようですね。Tシャツの季節ですよ!

GPWのターコイスのTシャツはいかがですか?子供サイズから大人サイズまで揃えています。

GPWのTシャツを楽天市場さんでも販売させていただいています。



「すぎなみ仕事ねっとしょっぷ」さんのご好意により可能になりました。

ご愛顧いただきましたGPW Shopは現在改装中です。
近日中にまたオープンさせていただきます。

天気のいい日にGPWのターコイスのTシャツ、気分上々まちがいなしです! よろしくお願いします。

ありがとうございます。




2011年5月19日木曜日

知っているけど、





知っていることでも感謝して聞く方が、新しい発見がある

ありがたいことに、こちらがていねいに伺って感謝をすれば、人に物を教えるのをいやがる人は非常に少ない。

そして、知っていることでも、二度、三度聞くことは無駄でない場合が多い。たとえば、聖書の話などは、何度、聞いても読んでも、私は新しい発見をする。知っている、という点だったら、素人としてはかなり知っているのだが、それでも相手の人独特の解釈や表現が、その都度為になり楽しいのである。

本物の「大人」になるヒント 曽野綾子著 

いままで知っていることを聞くのは苦痛でした。同じ話を何度もきくのはいやなものですが、もしそれに何かの意味を感じて、感謝しながら聞くことができたら、きっと新たなメッセージを受け取れるのかなと思います。

GPWのホームページのアドレスがかわりました。新しいアドレスはwww.gpw39.orgです。
以前のもの最後はnetだったのですが、そこがorgになりました。また、携帯電話からも簡単にアクセスできるようになりました。

すこしずつですが、もっと魅力的なサイトにしていこうと思います。これからもどうぞよろしくお願いします。

今日もブログにアクセスいただきありがとうございます。









2011年5月17日火曜日

「ありがとう」推進者 その35 斉藤茂太さん




斉藤茂太さんは1916年生まれ、医学博士で、斎藤病院名誉院長、日本精神病院協会名誉会長など多くの要職を務められた方です。また、著述活動も活発でベストセラーのエッセイ「心をリセットしたいときに読む本」等、幅広く多くのファンに愛されています。2006年に亡くなられていますが、その著書は未だに多く再発行、文庫化されています。

上の本は「ありがとう名人」になるための本で、「ありがとう」の大切さが本全体に散りばめられています。どこを引用すべきか悩ましいのですが、以下を引用されていただこうと思います。

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何気ないことをきっかけに「思わぬ発見」をすることがある。そのときの気持ちは、大げさにいえば、木からリンゴの実が落ちる光景を偶然に見たニュートンの気持ちに通ずるものだろう。知り合いと雑談している最中に、相手の何気ないひとことで「ああ、そうだったのか」と、目からウロコが落ち、気分が晴れ、今まで頭を悩ましていた問題がすっきりと解決してしまうこともある。

こういう「教えてくれた人」に対して、私たちはちゃんと「ありがとう」といっているだろうか。こちらが「思わぬ発見」をしたことに、幸いにも相手は気づいていない。また、相手がわざわざ敦えてくれたわけでもなく、こちらが偶然発見したのだから、「このまま黙っていよう」ということになりがちだ。

あなたは、誰に強要されたからでも、義務感からでもなく、思わず「ありがとう」という言葉が口から出てきたという経験はないだろうか。日々「ありがとう」という言葉をたくさん使っている人は、それだけ「たくさんの発見」をしながら生きている人ともいえそうだ。

たぶん「このまま黙っていよう」の人は、本当は、たいした発見はしていないのである。そこで思わず「ありがとう」といえば、相手は「何か?」と聞き返し、あなたが理由をいえば、「ああ、それは……」と、さらに新しい展開になり……もっと大きな発見につながったのかもしれないのに、だ。

日々これ発見……。「発見」ができる人は、それだけ好奇心が豊かで、前向きに生きている人だ。そして、心から、「ありがとう」といえる人は、より大きな発見をする人だ。

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発見する力と感謝の気持ち、心が開いていてこそ脳が機能する。過去の偉人にありがとう推進者が多いわけです。

本日もブログをお読みいただきありがとうございます。

2011年5月14日土曜日

瞑想と感謝




瞑想は科学です。技術です。そして瞑想という素晴らしいノウハウは人類共有の貴重な知的財産だと思います。

瞑想をすれば明るく健康になれます。
瞑想をすれば幸福に豊かになれます。

宝彩有菜さんは「始めよう。瞑想」で上のように述べられています。

コンピュータのメモリーを一日一日さっぱりとゼロにすると表現されています。メモリーに前向きでない想いをこびりつけて毎日を過ごしていくと、あっという間にメモリーにはスペースがなくなり、思考や集中力がなくなってしまうようです。

この本の中で、宝彩有菜さんは瞑想をすることで

理解力、集中力、記憶力、判断力、洞察力、発想力、企画力、交渉力がアップする

と説明されています。

また、以下の図がとても素晴らしいと思いました。


宝彩有菜は上の図をこう説明されています。

瞑想して「智恵の完成」を目指しますが、「欲」を捨て世捨て人になろうとしているのではありません。瞑想することによって、「欲」の思考ドライブをかけないで「愛」の思考ドライブをかけて、心を働かせましょうと行っているわけです。

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愛の方向には、愛、笑い、大肯定、感謝があります。身体や服についた汚れを洗浄するように、こころについた汚れを毎日洗浄することがとても大事なのですね。













2011年5月11日水曜日

モスバーガーとおばあちゃん




モスバーガーはバンコクでもとても人気です。店舗数はマクドナルトなどとは比べられませんが、質がとても高く、時間によっては人が列をつくってならんでいます。そんなモスバーガーで働くおばあちゃんにの話を見つけました。みんなで探したちょっといい話(志賀内泰弘 編著)より引用させていただきます。

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ある日の夕方、いつものようにテリヤキバーガーを頬ばりながら、なんとなくカウンターのほうを見ていると、若い女性がやって来ました。

「モスバーガーください。ソースは多めで。タマネギは抜いてください」

よくある注文です。しかし、それに対する返事が、よくある返事ではなかったのです。
 
おばちゃんアルバイトの店員さんは、

「あんた、タマネギ嫌いなの? 若いうちから好き嫌いはだめよ。タマネギは栄養の宝庫なのよ。あんた、まだ独身でしょ。これから結婚して子どもを産んで、旦那さんの面倒を見ていく
のに、栄養つけなきやだめ。ちょっと火を通しといてあげるから食べてごらん、だまされたと思って。ほんとにおいしいのよ。いいわね」

その女性、あっけにとられて、思わず、「はい、お願いします」

窓際のカウンターで食べ始めた彼女の目に、涙が浮かんでいるのに気づきました。やはりタマネギが辛かったのでしょうか。

想像するに、彼女は東京で一人暮らしをしているのでしょう。一人だけのわびしいハンバーガーディナー。それが、おばちゃんアルバイトの一言で心あたたまる時間になった。長いこと誰からもこんな言葉をかけてもらったことがなかったんじゃないかな。嬉しかったんだ、きっと。

帰り際のカウンターで、
「ごちそうさまでした。すごくおいしかった。また来ますから、タマネギお願いします!」
 
「いいわよ、いつでもいらっしゃい。でもハンバーガーばかり食べてちゃだめよ」

「えっ、お店の方がそんなごと言っていいんですかあ(笑)」
 
「あらっ、そうね。今の、店長には内緒よっ!(笑)」

帰っていく彼女の後ろ姿、来たときよりもずっとずっと元気に見えました。

ーーーーーーーー
おばあちゃんの気持ちがしみてしまったんでしょうねぇ。この女性はきっとタマネギがきっと好きになってしまったかもしれません。おばあちゃんがとてもかっこ良く感じます。

こういう方が沢山いる日本に生まれたことに感謝します。本日もブログをおよみいただきありがとうございます。

2011年5月6日金曜日

「ありがとう」推進者 その34 本田宗一郎さん






本田宗一郎さんは世界のHONDAを一代で創り上げた人です。日本でもっとも尊敬されている日本人の一人だと思います。

本田宗一郎さんは1991年に亡くなりました。生前、本田さんは、こんなことを言っていたそうです。

「素晴らしい人生を送ることができたのも、お客様、お取引先のみなさん、社会のみなさん、そして従業員のみなさんのおかげである。俺が死んだら、世界の新聞に「ありがとうございました」という感謝の気持ちを掲載してほしい」

本田宗一郎さんは66歳で引退して、会長職に就くこともなく、仕事からは一気に離れたそうです。

それで、社長を辞めた後、宗一郎さんは日本中にある、本田の事業所、販売店から工場から、当時700ヶ所あったそうですが、その700ヶ所すべてを回って、すべての従業員一人一人と握手して、

「ありがとう、ありがとう、いつもありがとう!」

と言い続けたそうです。

そして、その後、海外の事業所も全部まわったそうです。

本田さんは社員のモチベーションをあげたり、業績をあげるためにまわったのではなく、

「自分が、お礼を言いたいからまわっているだけだった」そうです。

車の整備をしていた人が、宗一郎さんと握手させてもらおうと走ってきます。

握手してもらおうと思って、自分の手を差し出した瞬間に「アッ!」って言って、自分の手を引っ込めたそうです。なぜかって言うと、手が油まみれだったんですね。

「今、洗ってきます!」って、手を洗いに行こうとしたら、宗一郎さんはその社員の背中に向かって、

「その油まみれの手がいいんだ!」

って、その整備士と握手したそうです。両手で。でね、嬉しそうにその手をながめて、目を細めて、手の油のにおいをかぐんですって。

宗一郎さんこんなことも言ってたそうです。

「握手すると、みんな泣くんだ。そして、その涙をみて、自分も泣くんだ」

私が一番受けたいココロの授業 より 引用(一部中略)
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出張でアジアの国をいろいろと旅しますが、どこにいっても見るのがHONDAのバイクです。それはスーパーカブであったり、スクーターであったり、大型だったり、どれほど世界の人に貢献しているのでしょうか。

それらの人々のHONDAに対する信頼は絶大です。

ブログをお読みいただきありがとうございます。

2011年5月5日木曜日

お菓子放浪記

お菓子放浪記上映!

この映画の原作を読んだのはケニアにいたころ。

20年ほど前のケニアは戦後の何にもなかった日本に似ているところがあると言われていた。

町にはストリートチルドレンが裸足で走り回り、物乞いしてくることもあった。

お菓子放浪記はお菓子にこだわるお父さんとお子さんのほのぼのした会話から、お父さんが何故お菓子にこだわるか、知られざる過去を語る形でストーリーが進む。

舞台は戦争前後。戦争で全てを失い、絶望し、間違った方向へ進みつつあった孤児の少年。

偶然以前の担任だった先生と再会、先生が愛の手を差し伸べ、更生するという内容だったと記憶します。

あの先生の愛がなかったら、ほのぼの親子の会話は無かったのか!と思ったのと、ケニアで見るストリートチルドレンは果たして誰かから愛を受けるのだろうか?と変な心配と彼らに何もしてあげられない無力感を感じ、複雑な氣持ちで印象に残っていた小説でした。

何にも無くなると大切な物が浮かび上がってくる氣もしますが、震災後の今のタイミングでこの小説が映画となって上映されるとは!

この映画が響いてしまう人も多いのではと予想します。


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