2010年1月31日日曜日

他喜力(たきりょく)


社会的成功というのは、人間的に優れていなくても可能です。

お金もうけの知性があれば、人は誰でも社会的成功者になれます。このお金もうけの知性というのは、優先順位の一番が「自分」ということです。成功するには他者に勝つ必要があるからです。

ところが、もう一つの“成功”というものが人生には存在します。それは人間的成功です。
 
これは社会的成功に相反するものです。なぜなら、他者に勝つのではなく、その反対に他者を受け入れることだからです。

だから優先順位の一番は「自分」でなく「他人」なのです。私は、この社会的成功と人間的成功の両方を成し遂げることこそ、真の意味での成功、理想の成功だと思います。

社会的成功と人間的成功の両方を可能にする力、それを私は「他喜力」と名付けてみました。読んで字ののごとし、他人を喜ばせようとする力です。

そのいちばんわかりやすい例は、親の子に対する愛です。無条件の絶対的な愛で子を育み、できることなら世の中の辛いことすべてから守ってあげたいという気持ち。それは「他喜力」の原型です。

自分のためにがんばるのが社会的成功への道だとしたら、他人のためにがんばる「他喜力」は、社会的成功に人間的成功を結びつけるものだと私は思います。

8つの実話が教えてくれた「最幸の法則」 西田文郎 著 より引用






2010年1月28日木曜日

GPWのサポートする生徒達

お待たせしました。GPWが学費サポートする10人の生徒達です。パキスタンの首都イスラマバッドの近郊の小中学校に通っています。家庭の経済的な理由で学校にいくことが難しい状況にあった子供達をサポートしています。

アーシャ・ラフィーク

イルサ・シャフィーク


カジジャ・メムード

メラブ・ビビ

ミシャル・ラフィーク

ナビラ・ジャベッド

ナディア・メアバン

ナジマ・クシャル

シュマイラ・マンズール

アンブリーン・メアバン










2010年1月27日水曜日

男の野菜

この時期は種苗会社のカタログ見ながら今年作る野菜の品種を物色しています(こういうの机上栽培っていうのかな?)。

毎年何か新しいものをと思っていますが、ちょっと気になっているのがトキタ種苗の「男の野菜」シリーズです。

どこらへんが男の野菜なのかわかりませんが、巨大野菜が2種類ほど含まれています。

今年目をつけているのが超大球というキャベツ。伝説の大型キャベツ札幌大球の血を引き、重さ5kgにもなるとのこと。

栽培期間が長そうなので、防虫対策が大変そうですが、上手に出来たら集荷場にあるお野菜ご自由にお持ち帰りコーナーに山盛り積んで生産者達を驚かせようと企んでいます。


(写真は伝説の札幌大球。前職の時、北海道の生産者に作ってもらいサンプルで送っても
らったもの。嬉しくて札幌大球持って社内をうろうろしていたら女子社員から「ギャー」
と悲鳴があがるほどインパクトありました。)

2010年1月26日火曜日

「が」と「も」の違い

合氣道ネタ続きで、昇段試験では一人で行う技(剣と杖)とペアーで行う投げ技が
ありました。どちらかというと剣と杖は頑張って千回ぐらい練習して行き、組み技
は一人ではできないのでそこそこの練習で望みましたが、組技の方が練習のときよ
り断然上手くできたと思いました。

これって満足できる仕事した時と同じで、一人で頑張った仕事はたいしたことなく
て、チーム組んで一つの目的に向けてお互いの力を引き出し、普段以上の結果を出
せたときもこんな感じだったかなと。そのときはけして私が(一人で)やったとか
誰も思わず、それぞれの立場で私もやったと皆が思っていたと思います。

GPWの活動もTシャツ購入してくれる人、プログラム遂行する人、それぞれの立
場で私もやったと思ってくれる人がたくさん増えるとすごい力になるんじゃないか
と思うのでした。

2010年1月25日月曜日

高次の自己とささやきに惑わされる自己


面白い比較をみつけました! 「とにかくやってみよう」Susan Jeffers 山内あゆ子訳 よりの引用です。

高次の自己(潜在パワーがどんどん出る状態)とエゴや悩み等に惑わされている状態

「心のささやき声」に従う自己 「高次の自己」
コントロールしようとする 信頼する
恵まれていることに気づかない。 感謝する
満たされない 愛する
思いやりがない 思いやる
動揺している   おだやかだ
八方ふさがり 創造力あふれる
自分を大切な存在だと思わない 自分は大切な存在だと感じる
拒絶する 惹きつける
やることがマイナスにはたらく やることがプラスにはたらく
奪う 与え、授ける
退屈だ 打ち込むものがある
空っぽだ 満たされている
自信がない 自信がある
不満だ 満足だ
視野が狭い 大局がみえている
待ちつづけている 今を生きている
無力だ 役に立てる
全然たのしくない 楽しくてしかたない
がっかりしている あるがままに任せる
恨みをかかえている 許す
緊張している リラックスしている
ロボットだ いきいきしている
人生があっというまに過ぎる 年をとるのが楽しい
弱い 強い
傷つきやすい 守られている
道をはずれている 正しい道を歩んでいる
支配しようとする そのままにしておく
貧しい 多くのものを持っている
孤独だ みんなとつながっている
不安だ ワクワクしている






2010年1月24日日曜日

合氣道とプロ野球

昨日はメジャーの記事ですが、今日は日本のプロ野球の記事です(ちょっと前のですけど)。
阪神の2軍選手が指導を受けるとのこと。!((http://www.sanspo.com/baseball/news/091218/bsb0912180505004-n1.htm ))
みなさんの活躍期待します。


プロの選手たちに支持される心身統一合氣道、なかなかその価値が一般の人に伝わらないのが残念です。群馬の合氣道教室、せっかく栃木からすばらしい指導者が教えに来てくれているのですけど、生徒さん少なくてもったいないです。生徒達がおっちゃん4人じゃなかなか近寄りがたいかな?今年はなんとか生徒さん増えるように宣伝してみよっと。

2010年1月23日土曜日

合氣道とメジャーリーグ

王さんの一本足打法が合氣道の指導を受けて生まれたというのは一部の人には知られていますが、ついにメジャーリーグのドジャーズが合氣道から学ぶとスポーツ新聞に紹介されていました!((http://sports.jp.msn.com/article/article.aspx?genreid=4&articleid=491879 ))

私もご指導いただいている藤平信一会長が広岡達郎氏に同行しているとのこと。人に話したくてうずうずしていましたが、新聞で紹介されて人に言えるようになってすっきりです。

合氣道では心と体を一つにすると(心身統一)人間が本来もっている力が出せるという事をわかりやすく指導してくれます。

野球などでは実感できますが(玉がよく飛ぶので)これは日常生活にもすぐに役に立ちます。私も早く心身統一方法を指導できるようになり、有機農業実践しているお百姓さんたちに正しい身体の使い方など伝えたいと思っています。

今年会長の指導受けたドジャーズの選手が活躍し、心身統一合氣道がもっと広まるといいんですけど。

2010年1月22日金曜日

カウンターをつけました!


いつも、このブログをお読みいただきありがとうございます。

昨日からヒットカウンターをつけました。残念ながら、過去に来ていただいた方の数は入っていないのですが、555よりスタートしました。

今後もすこしでも参考・面白い記事をここに載せられるように、努めていきます。

今後もどうぞよろしくお願い致します。


2010年1月21日木曜日

若い力がここにある!

日曜の朝、テレビで川嶋あいさん(歌手)のドキュメンタリーをみました。

14歳のとき、勉強はおろか、飢餓に苦しむ子供たちが、世界には大勢いるということを知って衝撃を受け、アフリカなどに子供たちのための学校を作る活動をしているとのこと。

国際協力NGOラブワゴン(http://www.ilovewagon.com/ )という団体を作ってもう2校開校させ、現在3校めが建設中とのこと。23歳にしてすごいパワーです!

ホームページに載ってる学校建設5校目のプロジェクトソング「大丈夫だよ」、あいさんの優しさ伝わる歌です。

2010年1月19日火曜日

うまれてきてよかった


生まれてよかった。そう思えることが人生に勝つことです。

日野原重明 


学ぶ心

PHP新書のしおりに何気に良いこと書いてあったので。


学ぶ心

学ぶ心さえあれば、万物すべてこれわが師である。

語らぬ石、流れる雲、つまりはこの広い宇宙、

この人間の長い歴史、

どんなに小さいことにでも、

どんなに古いことにでも、

宇宙の摂理、自然の理法がひそかに

脈づいているのである。

そしてまた、人間の尊い知恵と体験が

にじんでいるのである。これらのすべてに学びたい。


松下幸之助


日本は歴史や文化もさることながら、四季もあり、海に里山に自然豊か、学ぶ対象が沢山あるので、学ぶ心は持ち続けたいと切に思うのでありました。

2010年1月17日日曜日

白い象(笑顔、8年後 おまけ)

英語でWhite Elephant(白い像)といえば、でかくて維持コストがかかるので、
欲しくもない、使えないものという意味がある。

途上国への開発援助でも現地の実情に合わずに導入され、使われなくなった援助も
のは白い象と呼ばれていた。

8年ぶりにンゴメニに行ったので、かつて活動していたエビ養殖池も覗いてみた。
どうも現在は使われていない様子。
後で元同僚に尋ねたところ、お偉方が権利を民間人に売ってしまい、その後も
めて放置されてしまったとのこと。帰国してから収穫の報告を1度もらったが、
あれが最後だったのだろうか。

ンゴメニのエビ養殖池はもともと国連のFAOが大規模に作り、その後ケニア
水産局が管理しだして衰退したところに私が入ったのだが、エビ養殖の問題点
も当然知っていたので微妙な心境での活動ではあった。

新たにマングローブは伐採しないで、作ってしまった池はしっかり管理してい
けばいいなと思っていたが・・・

今回時間が無くてサファリで象を見れなかったのは残念でしたが、ンゴメニで
見てしまった象も残念でした。


(ンゴメニの養殖池。50haもあった。マングローブ伐採当初は蓄えられた肥えた土壌がエビを育てるが、徐々に流失して砂っぽくなってエビが大きくならなくなる。マングローブの種が流れて来てところどころ芽吹いている。)

2010年1月16日土曜日

笑顔、8年後 その④

サウダのお姉ちゃんナイマは2人目の子供も生まれ、だいぶ貫禄がついていた。
よくしゃべる娘だったので、当時からいろいろ教えてもらっていた。

私は料理に興味があるので、このときはムチチャ(ジャワほうれん草を煮たもの)
の作り方を教えてもらった。ナイマからはチャパティやビリヤ二などスワヒリ料理
を教えてもらい、ありがたかった。


         (ムチチャ料理中のナイマ)


         (ムチチャとチャパティーとジンジャーミルクティー)

ナイマの長男のマニはもう10歳、当時赤ん坊だったマニは私を見ては怖がって
泣いていたが、次第になついてくれたのはうれしかった。
私との再会にすばらしい笑顔見せてくれたが、写真を撮る前に走って何処かにい
ってしまった。10歳ぐらいの子はじっとしていられないようだ。


         (ンゴメニの家の庭には井戸があって便利であった)

その他、俺のこと覚えているかといって近寄ってくる野郎もいたが、残念ながら
まったく覚えていなかった。

その後、マリンディーに戻って職場を尋ねた。仲の良かった同僚は転勤していた
が、何人か残っていた者と話しができた。大人達はちょっと白髪増えたぐらいで
あまり変わっていなかった。

8年ぶりのケニアで笑顔を沢山見ることができ、子供達の成長を目にすることが
できたのは私にとってはナショナルパークで野生動物を観るより価値あるもので
あった。

2010年1月15日金曜日

笑顔、8年後 その③

隊員時代、私はケニア水産局に配属され、エビ養殖の再生と普及活動という仕事内容だったが、主な活動現場は事務所のあるマリンディーから北へ30km、イスラム教徒のバジューン族が住んでいるンゴメニという町に作られた養殖池であった。30kmも離れていたので同僚の計らいで1部屋間借りして週の内何日かはンゴメニに暮らしていた。


         (ンゴメニの町。8年前と見た目は変化ない)

ンゴメニには電気、水道は無く、それは8年前と変わりなかったがプリペイド式携帯電話が普及し、8年間の成長を感じさせてくれた(以前は電話線が物干し用に最適ということで途中で盗まれ、通話できなかった)。

8年ぶりに大家さんの家を尋ねると、当時9歳ぐらいで泣き虫だった次女のサウダが居た。あの時は文房具あげただけで泣いて喜ぶほどかわいい子供だったが、成長とともに声も低音で力強く、見た目も女性っぽくなり、ちょっとした土産ぐらいじゃ喜ばない生意気な娘になっていた。次回来るときは腕時計をお土産に持ってくるようにと約束させられてしまった。


           (8年経って成長したサウダ) 

つづく

2010年1月14日木曜日

笑顔、8年後 その②

8年ぶりの再会、4人姉妹の内、上の2名はモンバサ、ナイロビへ働きに、3番目は14歳でシングルお母さんに、いつもパンツ一丁で走り回っていた末っ子ムラちゃんは11歳になり、小学校に通っていた。

末っ子のムラちゃん、私のことをいつも呼び捨てにし、ズカズカ入ってきたおてんばぶりは影を潜め、話かけても一言ぐらいしか返って来なく、すっかりおとなしくなっていた。淋しく思う一方、成長をうれしく思えた。

しばらくして、奥から1冊のアルバムを持ってきてくれた。ケニア人にとって写真は貴重品。アルバムの中は私たちがあげた写真が大半を占め、若かりし自分もアホ面して一緒に写っていた。ちょっと胸の熱くなる出来事でした。


(3番目の娘の子とお母さんとムラちゃんと一番上のお兄ちゃん)

お土産の文房具をもらってよいかお母さんに確認すると、すばらしい笑顔を見せて走ってどこかに行ってしまった。もうちょっとお話したかったんだけど・・・

つづく


(一番下の男の子。いたずら小僧っぷりは影を潜め、丁寧な言葉での会話に違和感感じてしまう。右端にあるのがムラちゃんが大切にしてくれていたアルバム。)

2010年1月13日水曜日

笑顔、8年後 その①

ケニアから帰国して8年目、ありがたいことに同僚の協力で9日間も夏休みが取れた。

そうだ、ケニアに行こう!

急な計画でしたが、黄熱病の注射は有効期限中だし、ビザは空港で取れるので、チケット手配してケニアに向けて出発した。

同期の隊員が残っていたので空港まで迎に来てもらい、国内線の飛行機に乗り換えていざ任地マリンディへ。今回は観光というより主に昔の友人に再会というテーマに絞って。


私の住んでいた町マリンディは首都ナイロビから600kmのところ。イスラム色濃い海岸にあり、ヨーロッパからの観光スポットでもあります。


8年前に比べ治安悪化で観光客が減ったせいもあり、大きなホテルが潰れていたり、愛用していたお店がなくなっていたり、少し寂れた感じ。

しかし、住んでいたアパートはそのままで、8年ぶりに隣の子供たちに会えると楽しみにしていったら引越してて残念!

住んでいる人に聞いても知らないと言われ、残念なまま町をうろうろしていたら、偶然にも一番上のお兄ちゃん発見!今は20km程離れたゲディという町に引っ越したというのでマタトゥ(乗り合いバス)に乗って久しぶりに隣の家族に再会できたのでした。

つづく

2010年1月12日火曜日

笑顔

途上国に行くと見たこともない笑顔に出会うことがある。最初にケニアで子供達を見たとき、あまりに笑顔が素敵なのでたまげてしまった。見た目はぼろぼろの服、裸足でとても裕福に見えないのに、なぜあんな笑顔でいられるのか?貧しい人たちの為にと思って活動にきたけど、自分達よりずっと幸せそうに見えて疑問に思ったものでした。

子供達が無知で自分達の状況がわかっていないからとの意見もあり、確かに成長過程で情報が増える(自分に無いものを数えだす)に従って笑顔が少なくなる子もいるというのは確かかもしれませんが、それだけではないと思っています。

どうしても人間は相対的に物を観てしまうと思いますが、同じ状況の人が多数を占める状況では取り残され感(孤独感)を感じずにすんでいるというのもあるかもしれません。

彼らの優先順位は家族>友達>仕事で、友達になってしまうと持っている人が持っていない人に与えるのは彼らにとって自然な事で、必然的に持っていた私からの持ち出しが多く、ちょっとつらく感じることもありました。











(ケニア在住中、隣の子供たちと私)


ある日の隣の子供とのやりとり


ドンドンドン

隣の娘:「ヨコクラ、かーちゃんがビール欲しがっているからくれ!」

私:「ごめん、ない」

隣の娘:「ジュースでもいい」

私:「ない」

隣の娘:「じゃあ、水くれ」(自分の家でも飲めるのに)

私:「はい、どうぞ」

隣の娘:「Asante(ありがとう)」

もののやりとりで「ありがとう」言って友達関係の確認をしたかったのかなとあとで思いました。

いまさらですが、彼らから学べることもっとあったなあと思うのでありました。

2010年1月7日木曜日

ドラッカー思考


一条真也さんのドラッカー入門書。自称ドラッカーチルドレンの著者がドラッカー思考と実践経験談を噛み砕いて書いてくれているので大変わかりやすいです。こういう本好きです。

最後の章で語っているドラッカーの遺著「ネクストソサエティー」に対する著者なりの答え、ハートフルソサエティ(思いやり社会)への方向転換を最大の使命としており(現状違うので)、思いやりの心と感謝の心を会社の事業を通じて広く社会に広めたいという考えに大変共感いたしました。

GPWの活動も同じ方向、「未来は予想するものではなく創造するもの」との言葉勇気にして微力ながら地道に続けていきたいと思うのでありました。

ほんの少し中村天風先生の言葉も本の中で紹介されていました。「ありがとうという気持ちを持ち続けていれば不平、不満、怒り、悲しみなんか自然になくなる」と。うん、ハートフルソサエティにはありがとうの普及ですね!

2010年1月6日水曜日

土と文明


前の会社で新人のときに出された課題図書「土と文明」。お正月久しぶりに読み返してみました。 

内容は土の荒廃と文明の衰退の関連づけを過去の資料を元に論及した古典。文明が勃興する条件として食料など生活必需品を余剰に生産してくれる供給源が必要で、過去の文明(都市)が自然環境(土)を収奪し、供給源を荒廃させたことが文明の永久的衰退につながったとの説を史実何例か挙げて述べている。

いろいろな古代文明の衰退の話の中で、一番印象に残っているのがレバノンを中心に海上交易で栄えたフェニキュア人の話。

レバノン杉で知られる木材輸出で森林伐採、傾斜地から表土流出で土壌浸食が進む中、必要性を見通し、経費と重労働を無視して段丘を造成し、子孫の為に永久的基盤を確立しようと試みた人たちがいて、中には3000年経ったいまでも耕されている段丘が残っている。

しかし、土地保全の努力はあまりに少数で、結局の所、荒廃して文明が滅んでしまったとのこと。

いくら先見性があって、すばらしい考えでも広がりがなければ意味がないなあと思うのでありました。

2010年1月4日月曜日

鮭の贈り物




今日から仕事始めでした。生産者の方は2日
から始めている方もいます。ありがたいこと
です。

前職でお米のバイヤーをやっていた期間があ
りました。そのときお取引のあった山形県
遊佐市の生産者から毎年年末年始に塩鮭が送
られてきます。見事な新巻鮭を玄関に吊るし
ておくと、10km先まで噂が広がります。
職場や消防の仲間と三平汁などにしていた
だき、地域でのコミュニケーションの種にも
なりました。味も最高で汁にして冷めると
プルンプルンに固まるほどうま味たっぷりです。

今は何の利害関係もないのに私の田舎暮らし
を心配してそんなことしてくれるのかわかり
ませんが、よそ様から贈り物いただくなんて、
まるで私に人望があるみたいです。
本当にありがたいことです。

2010年1月1日金曜日

あけましておめでとうございます


(旭山動物園のトラ。ちょっと寒そうでした)

あけましておめでとうございます。

写真は5年ほど前に北海道旭山動物園に行った時のものです。
ライオンやトラはちょっと寒そうでしたが、日本一の動
物園と言われるだけあってすばらしい展示方法でした。

私、学芸員の卵だったので実物教育の施設にはいまだに
興味あり、旅行に行くと博物館系は観光コースにいつも
入れます。

今まで一番インパクトがあったのはインドの動物園。
見学する人と猛獣の檻が近く、トラの檻に向かって見学
者が小石を投げて挑発するので、トラがご立腹になり、
体から響く威嚇する声の迫力がすごかったです。
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