私の住んでいる町には植林された杉が山を一年中緑に染めている。
今年は昨年の10倍の花粉が飛び散り、今まで花粉症でなかった人も発病するかもしれないとの情報に私は神経をとがらせていた。
実際、私の住む町では風が吹くとスギ花粉がオーロラのように空に舞っていた。
私が花粉に警戒するようになったのは、取引のあるお百姓さんが40過ぎてから花粉症になり、マスクして鼻水垂らして目をかゆがっているのを目の当たりにし、花粉は吸ってはいけないものだと実感したからだった。
だいぶ後になって知ったのだが、福島第一原発の爆発からしばらくして、私の住んでる町にも放射性物質が飛んで来ていたようだった。
あの時花粉を氣にしていなかったら、知らないで町の中をいつものようにジョギングして大量に放射性物質を吸い込んでいたに違いない。
人間の欲の為に植えられた杉は、使われる見込みもなく花粉を撒き散らすだけで邪魔物に思っていたが、まさかこんな形で感謝することになろうとは!
スギ花粉には感謝です。
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