2009年6月19日金曜日

心を揺さぶる小冊子


昨年、同僚から「クマともりとひと」という小冊子をもらった。子供向けの環境保護小冊子かと思って本の山に埋もれてしまっていたが、ふと手にとって読んでみたらとても心に響いてしまった。

内容は日本くま森協会誕生の物語。ある中学校の理科の授業での自由テーマの時間、一人の生徒さんが熊のピンチを伝える新聞記事をもってきたのが始まり。自然破壊が進んだ森に餌がなくなり、人里に出てきてしまった熊が害獣として処分されてしまう内容に生徒たちは心を傷める。

そして、豊かな森を失い、滅びようとしているのは熊だけでなく、人間を含めた全生物であることに気づき、熊(が住めるような豊かな森)を守る為に立ち上がり、行動を起こす。その純粋な志は大人たちも巻き込み、少しずつ周りを動かしていく。

私は先生、生徒さん達が自分以外のものの為に行動する姿に感銘し、この小冊子を100冊配るのを今年の目標と決めて張り切って注文し、ちょびちょび人に配り始めた。自分が熱くなっているのとは裏腹に配った反応はいまいちで、数冊配ったところでだんだん不安になり、このままでは挫折感が残ってしまいそうだと弱気の虫が騒ぎ出した。

 今年地元に自然保護のNPOが立ち上がった。取引のある有機農家さんが中心メンバーで活動していたので、その人にも1冊小冊子を渡した。USAで環境学の修士とった博学な方だったので、フリガナ入りの小冊子なんて笑われてしまうかなと思っていたが、暫くして人に配りたいので10冊分けてくれないかと言ってきた!!

ありがたい!小冊子を配るだけの行動だけど、少なくとも1人賛同者を獲得し、少し役に立てたのでとても充実感を味わうことができた!

「クマともりとひと」で語っている日本熊森協会の会員の種類は正会員から無料の賛同会員までそれぞれの事情にあわせた7種類の入り口を用意してくれている。こんなところにも多様性を認め、相手の立場にたった優しい気持ちが伝わってくる。

小冊子を販売しているところは㈱ありがとうドットコムだって。至誠いいね!



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