近所に地球の裏側のとある国からやってきた女の子が住んでいます。日本で働く父親に連れられて、約2年前にはるばる日本にやってきました。
初めは全く日本語がわからず、なかなか友だちもできなくて辛い思いをしていたようです。でも、さすがいまどきの中学生、次第に携帯を使いこなすようになり、何人かの友だちと、メールのやりとりも楽しめるようになりました。
彼女はもうすぐ受験生です。日本人の中学生にとっても高校進学は生まれて初めての大きな試練ですが、彼女のように日本語がまだまだ不自由な外国人も、日本の子どもと同じ土俵で、同じテストを受けなければ、ほとんどの高校に入れないのが現状です。
先日、東京多摩地区で初めて、日本語を母語としない親子のための高校進学ガイダンスが開かれ、私もボランティアとして参加しました。ボランティアの中学・高校教員が、日本の教育制度や高校進学について、受験までの勉強の仕方などを説明し、それをボランティアが6言語に通訳します。その後は教員や地域のボランティア日本語教室などが個別相談に乗る、という手作りの催しでした。
さまざまな事情で日本にやってきて、さまざまな事情で母国に帰れない子どもたちは年々増加しているそうです。今回も、初めてのガイダンスだったにもかかわらず、約100名の参加者がありました。
彼らが日本にやってきたのは、もしかしたら本意ではなかったのかもしれません。また、母国に帰れない事情が何かしらあるのかもしれません。でも、縁あってはるばる日本に来てくれた子どもたちです。日本語のハンディに負けずに、進学して自分の夢を実現し、将来、母国か日本のどこかで活躍してほしいと思っています。彼らとつながることによって、私たちも多くのことを学べると思うのです。
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