2009年9月15日火曜日

あ・り・が・と・う


医学博士・経営学博士・セラピストとして有名な、井上裕之さん。

すこしでも成長したいと思い、本を多読するように試みています。井上さん著書の「自分で奇跡を起こす方法」は去年読んだ本でベスト3に入るほどインパクトがありました。

交通事故に遭い、本人とお子さんは無事だったものの、奥さんは意識不明の重体になりました。8時間の手術は成功しましたが、医者からは「良くて植物人間になるだろう」と言われます。

事故から1カ月経過しても、奥さんの様態に変化はなく、ずっと眠りつづけます。井上さんはあまりに過酷な現実に茫然となり、眠れない日々がつづき、精神的に不安定になり、ひとりでいるとただ涙があふれてきたとのことでした。

しかし、絶対現実からは逃げないと決め、不安や恐怖はあったものの、生死をさまよっている妻を守り切ると決断します。

事故から2カ月たっても、依然として奥さんは眠り続けます。井上さんは「妻が目を覚ましたときに、それを支えられる自分でありたい」と願っていました。

悲嘆にくれる時間よりも、希望をもって自分の成長にその時間を使うと決めるのです。

そして事故から3カ月経過したときに、奇跡の瞬間が訪れます。奥さんの脳波が動き出したのです。そして、その3カ月後には、意識も取り戻します。事故から6カ月経過して意識をとりもどすのです。

動くことも、声をだすこともできない状態でしたが、奥さんは井上さんを見て、わずかに動く左手で、井上さんの作ったひらがな表を指差したようです。

「あ・り・が・と・う。 こ・ど・も・は・げ・ん・き・? が・ん・ば・る・ね」

奥さんは意識がなくても井上さんがずっとずっとそばにいることをしっていたのに違いないと思いました。井上さんの願い・想いがすべて奥さんに伝わっていたのではないでしょうか、、

こんなすごい「あ・り・が・と・う」には、ただただ涙してしまいます。

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